Google検索が友達みたいになる。
今年のGoogle I/Oは、120分のうち80分くらいがAIについてのプレゼンテーションだったわけですが、そのなかでGoogle検索でジェネレーティブAIが使えるようになる「Search Generative Experience」が紹介されていました。
どういうことかというと、要はジェネレーティブAIと会話しながらいろいろ検索ができるというもの。友達に相談しているような感覚ですね。
Google検索の検索窓に質問文を書くと、その答えをジェネレーティブAIが返してくれます。

たとえば「丘を5マイル通勤するのに適した自転車は?」と質問してみると、最適な自転車を選んでくれます。その下には、次の質問候補が表示されます。
そう、ジェネレーティブAIは質問も考えてくれるんです。ここが今までの検索とは違うところ。会話が1ターンで終わってしまうのではなく、ラリーができるんです!

もちろん、スマホでも使えます。
Microsoft(マイクロソフト)のBingでも同じことはできるんですが、Google検索のほうが使用している人が多いと思うので、意識せずにジェネレーティブAIの恩恵が受けられるんじゃないですかね。
この機能は「Serch Labs」に登録することで、数週間のうちに使えるようになるとのこと。日本で使えるようになるのはいつなのかは、今のところ不明です。
執筆: 三浦一紀/Source: Google
ギズモード・ジャパンより転載(2023.5.11公開記事)