ExcelとGoogle Sheetsには両方とも予算テンプレートが用意されていますが、お金のやり繰りに本腰を入れるなら、スプレッドシートのショートカットを使いこなせるようになることが有効です。
以下に名人のようにスプレッドシートでお金の管理が楽になるショートカットをご紹介します。
基本ショートカット
Excelを使って作業すれば、予算作成はそれほどつまらないものではありません。基本的なキーの組み合わせを覚えて、生活をもっと楽にしましょう。
- 列全体を選択する: Shift + スペース
- 行全体を選択する: Ctrl + スペース
- 太字にする: Ctrl + B
- 斜体にする: Ctrl + I
- 下線を引く: Ctrl + U
- 列幅の自動調整: ALT+H+O+I。 調整したい列のデータを選択し、ALT+H+O+Iを押して列幅をデータに合わせます。
※Macユーザー用:コントロールボタンではなくコマンドボタンを使います。
ショートカットでお金の支出管理
以下にあまり知られていないものの、予算作成を開始する際に広範に役立つショートカットをご紹介します。
- オートSum: ALT+= 。オートSumは、予算作成用スプレッドシートには重要です。このショートカットを使うには、合計したいデータの隣の空のセルを選択します。次にALT+=を押すと、合計が出ます。
- フラッシュフィル: CTRL+E。このショートカットにより、検出パターンに合わせて列にデータを入力してくれます。表示させたいデータのパターンを入力し、次にCTRL+Eを押せばExcelが残りの列にデータを入力してくれます。
- 同じ値を入力する: CTRL + Enter。最初のセルに数値を入力してオートフィルを使う代わりに、同じ値を入力したいセルをすべて選択し、値を入力して CTRL + Enterを押すと、選択したセルにその値が入力されます。
- セルの書式を変更する: CTRL+~。このショートカットにより、アクティブなワークシートのセルの書式と値の表示を変更できます。数式バーで個別にチェックするよりはるかに速いです。最終的に書式を削除してセルの値のみを保持する場合には、右クリックして「ここに値のみをコピー」を選択します。
- 棒グラフ自動作成: ALT+F1。予算をビジュアル化したいですか? 当然ですよね。選択したデータを使い、このショートカットで自動的に棒グラフを作成しワークシートに挿入しましょう。
円の書式を設定する
各セルに円記号を手入力で付けて時間を無駄にしないようにしましょう。ホームタブの数値>通貨を選択して既定で日本円の記号を付けることができます。
小数は不要ですか?
それなら、数値>小数点以下の表示桁数を減らすを選択します(これは少数を削除するのではなく、非表示にするだけです)。