頻繁に飛行機に乗る人でなければ、飛行機の座席の選択に迷うかもしれません。

たとえば、スコットランドまでのフライトでこんなことがありました。

「プレミアム・エコノミー」の乗客には上質なブランケットと枕が提供されるのに、「エコノミー・プラス」には提供されないのです。

「エコノミー・プラス」の女性客は、数列後ろを予約しただけで不当な扱いを受けているように感じたのです。

エコノミープラスとプレミアムエコノミーの違いは?

先日「Conde Nast Traveler」で、この2つの座席の料金の違いについて噛み砕いて説明していました。

エコノミー・プラス

エコノミー・プラスは、実際に主要なすべての航空会社で提供されている、足元が少し広い座席です。

飛行機の前方に位置しており、エコノミー・プラスの乗客は他の座席の乗客よりも先に搭乗できることが多く、少しいい軽食(ちょっといいグラノーラバーやバナナ)が提供されたり、国内線でも飲み物が無料だったりします。

エコノミー・プラスと普通のエコノミーの料金は、フライトによって異なりますが、2,000〜3,000円から国際線では数万円も違うことも。

エコノミー・プラスにアップグレードしたい場合は、ゲートでも頼めることがよくあります。エコノミー・プラスの座席に余裕があれば、事前に座席を予約したり、チェックインする時にアップグレードするよりも安く済むこともあります。

プレミアム・エコノミー

プレミアム・エコノミーはまったく別物です。

個人的には、このクラスは「ビジネス」のような座席だと説明するのが一番わかりやすいと思いますが、厳密にはそうではありません。

プレミアム・エコノミーの座席は、ファーストクラスやビジネスクラスほど快適ではありませんが、エコノミーよりは一段上の座席です。

ユナイテッド航空はこのクラスの座席を「プレミアム・プラス」と呼び、デルタ航空では「プレミアム・セレクト」と呼んでいます。

エコノミーの2倍の金額も

このクラスの座席は機内でもエコノミーとは区分けされており、足元や座席に余裕があり、リクライニングも少しだけ余計にでき、長時間フライトの場合はトレーに乗った食事やアメニティキットなどが提供されることが多いです。

このクラスの座席は、料金がエコノミーの2倍くらいになることが多く、快適さのためにお金を払っているようなものです。

このクラスの座席も、2ー4−2の配列になっている航空会社が多いので、真ん中の座席になる確率は十分にあります。

ともかく、航空券を買う時は、どの座席を予約しようとしているのか、自分の思った通りの座席を買っているのか、注意して気をつけてください。

清潔で格安で遅延が少ない。航空チケットを予約したい最高の時間帯とは? | ライフハッカー・ジャパン

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Source: Conde Nast Traveler