毎日Google Chromeを使っていても、まだまだ知らない機能はたくさんあります。
今回はブラウジングに焦点を当てて、便利で効率的なGoogle Chromeの隠れた機能ベスト5を紹介します。
【今日のワークハックはこんな人におすすめ!】
- Google Chromeを日常的に使用している人
- ブラウジングの効率を上げたい人
- セキュリティ意識が高い人
今日のワークハック:Chromeで仕事をもっと早く安全に
1.iOS版ChromeのFace IDでシークレットタブをロックする
Googleは最近、iOS版Chromeの新機能として、シークレットタブをロックできるようにしました。
この機能は、Chromeのシークレットモードを使用するユーザーに対して、プライバシーとセキュリティをさらに強化するためのものです。
この機能を有効にする手順は次の通りです。
1.iPhoneでChromeアプリを開き、右上の3点アイコンをタップして「設定」メニューにアクセス。
2.「プライバシーとセキュリティ」セクションまでスクロールダウンし、「Chromeを終了するときにシークレットタブをロックする」をオンにする。
シークレットタブを開くと、Face IDを使ってロックを解除することを求められます。この機能により、シークレットタブを安全かつプライベートに保つことができます。
2. ウィンドウに名前をつけてChromeタブを整理する
ウィンドウに名前をつける機能により、ウィンドウの名前をカスタマイズできます。
Google Chromeでウィンドウに名前をつける手順は以下の通りです。
1.Chromeの右上にある3点アイコンをクリックし、ドロップダウンメニューから「新しいウィンドウ」を選択。ウィンドウのタイトルバー(最小化、最大化、閉じるボタンがある上部のバー)を右クリックします。

2.ドロップダウンメニューから「ウィンドウに名前をつける」を選択し、ポップアップダイアログボックスにウィンドウのカスタム名を入力。「OK」をクリックして名前を保存します。
ウィンドウに名前をつけると、ウィンドウのタイトルバーやWindowsのタスクバー、macOSのドックにその名前が表示されます。
これにより、複数のウィンドウを開いているときに、どのウィンドウに切り替える必要があるのかすぐに特定できます。
3.サイト分離でセキュリティを高める
サイト分離は、「Google Chrome」に実装されているセキュリティ機能で、SpectreやMeltdownなどの特定の種類の攻撃からの保護に役立ちます。
サイト分離は、デスクトップやAndroidのユーザー向けのChromeではデフォルトで有効になっており、iOSデバイスでも有効にすることができます。お使いのブラウザでサイト分離が有効になっているか確認する手順は以下の通りです。
1.Google Chromeを起動し、アドレスバーに「chrome://flags」と入力します。上部の検索バーに「site isolation」と入力し、「Enter」キーを押します。
2.「site isolation(サイト分離)」セクションの下に、「Strict site isolation enabled(厳密なサイト分離の有効化)」というオプションが表示されているはずです。そうでない場合は、「有効化」ボタンをクリックして有効できます。
3.Google Chromeを再起動すると、この変更が有効になります。

4. 通話を共有する
パソコンで電話番号を選択し、Androidデバイスから電話をかけられます。
1.パソコンでChromeを開き、電話をかけたい電話番号のリンクを選択。
2.ダイアログで、使用するデバイスを選択すると、選択したデバイスに通知が表示されるので、その通知をタップして、そのデバイスで電話をかける。
5. メモリー節約モードでメモリの使用量を管理する
メモリー節約モードとは、Google Chromeの機能でメモリの使用量を管理するものです。
有効にすると、特定の機能を無効にしたり、不要なプロセスがバックグラウンドで実行されないようすることで、ブラウザが使用するメモリ量を減らせます。この機能を有効にする手順は以下の通りです。
1.アドレスバーに「chrome://flags/」と入力して「Enter」キーを押す。そこで「Enable the battery saver mode feature(バッテリー節約モード機能を有効にする)」を検索。
2.この設定を「Default」から「Enable」に切り替える。

連載「今日のワークハック」では、仕事が速く効率的にこなせる!ツール・アプリ・OSのショートカットや使い方、アイデアをお届けします。
Original Article: The 6 Best Hidden Features in Google Chrome for Improved Browsing by MakeUseOf