仕事をもっと効率よく。
こう考えたとき、手に入れるべきは何でしょう? 性能の良いPC、使いやすいデスク、たくさん入る収納など、選択肢は多々あります。
意外なところでは「ポータブル電源」も効率化アイテムの1つ。
非常時や災害時の備えとしての顔が注目されていますが、私たちビジネスパーソンにとっても、オンにもオフでもあらゆるシーンで頼りになる、身近な存在なのです。
今回はそんなポータブル電源の新モデル「BLUETTI(ブルーティ) AC60」を手にした私の仕事と生活、オンとオフとでのアップデート結果を報告します。
コンセントから開放されたデスクレイアウトでモチベーションUP

「ポータブル電源は屋外で使うもの」という概念が広まっていますが、室内でも活動の自由を与えてくれる存在です。
テレワークシーンでも、「BLUETTI AC60」を使えばこのとおり。憧れのアイランド型デスクの完成です。
PCデスクは壁のコンセントに近い「壁際」が定番のレイアウトですが、「BLUETTI AC60」があれば、設置場所は自由自在。床に散らばるコードがないので、足元もスッキリしますし、ロボット掃除機がつまずくこともないため掃除もしやすくなりました。
しかも403Whと大容量。近年のエネルギー効率の良いノートPC+モニターであれば、「BLUETTI AC60」の電源で、日中フルに仕事に打ち込めます。
充電サイクル数も3,000回以上と驚異的。このスタミナ性も日常使い電源として優れています。たとえば、平日毎日使ったとしても150カ月(=12.5年間)使える計算。
6年保証も付いているので、停電時のために…と眠らせておくぐらいなら、デスク用電源として日常的に使っていったほうがおトクですね。夜間の電気代の安い時間に充電して電力のピークシフトを狙うというのも賢いマネジメントです。

本体がコンパクトなのもデスク向きです。
ボディサイズは290×205×234mm。A4用紙と同じぐらいのスペースがあれば置けるんです! これなら小さなデスクでも邪魔になりません。
おかげで、モニター越しの視界も広々とした開放感が得られます。
窓の外を眺めながら、観葉植物を愛でながら、テレビを見ながらでもいいでしょう。コンセントとコードの呪縛から解放された部屋の中は、自ずと仕事へのモチベーションにつながります。
ポータブル電源があれば、車内だって即、オフィス化

今日はなんだか家で仕事する気分じゃないな。気分が乗らないときは、「BLUETTI AC60」を車に載せて、ドライブへ行ってしまいましょう!
おっと、遊びではなく、もちろん仕事のため。
リモート時代の現代なら、ポータブル電源さえあれば車内だって立派なオフィス。外界とは隔離され、喧騒から開放されますし、プライバシーも守られます。声も出せるので、オンラインミーティングだって何の支障もありません。

こうした車内ワークでは「BLUETTI AC60」のポートの多彩さが本当に助かります。使える出力ポートは…
・AC出力×2
・USB-C×1
・USB-A×2
・ワイヤレス充電パッド×1
・シガーソケット×1
と豊富。
ノートPCに給電しつつ、仕事には欠かせないワイヤレスイヤホン、スマホ、タブレットなども同時に充電可能。とくにスマホはワイヤレス充電対応なので、置くだけという点も便利なポイントです。

悲しいことに僕は重度の鼻炎持ちなので、最近は車に家庭用の空気清浄機を持ち込んでいます。コンセントが使えると、こうしたパワープレイも現実的。おかげで空気環境も快適になり、オフィスより居心地が良いのです。
家電やガジェットの充電には、車のシガーソケットからの給電も便利ですが、エンジンをかけっぱなしにする必要があるので、燃費にも環境にもよくありません。場所によっては周囲の迷惑にもなるため、長時間のアイドリングはご法度です。
ポータブル電源ならこの問題を解決でき、好きなだけ車内にこもっていられるのが優位点。
小型の扇風機やLEDライトなども動かせますし、稼働時の音も45db以下と非常に静かなので、憧れの車中泊ワーケーションも! と、夢が一層広がります。
コーヒーもその場でドリップ。キャンプなどのオフシーンでも大活躍

こんな便利なポータブル電源があるならば…。
と、思いついたのがベランダキャンプ、いわゆる“家キャン”です。「BLUETTI AC60」の出力は最大で600W(瞬間最大1200W)。キャンプには必須のライトや扇風機はもちろん。これだけのパワーがあれば、低出力の調理家電も動かせます。
この日はコーヒーメーカーを投入し、普段のインスタントコーヒーとは違う、ドリップした淹れたてのおいしさを味わうことができました。ベランダとはいえ、なんだか特別な日のようです。

フラットな天板はキャンプシーンで大活躍します。天板で鍋に水を注ぐなんて、万が一鍋がひっくり返ったら故障しない? いえ、問題ありません。
「BLUETTI AC60」の防塵・防水の等級は「IP65」。これは「完全な防塵構造」と「全方向からの水を噴射されても影響を受けない」といった強固さ。
水がこぼれたくらいではビクともしませんし、野営中に雨に降られても問題なし。ビーチキャンプなどの砂埃が舞う環境でも安心して利用できます。
こうして、環境や天候による制限を受けにくいのも「BLUETTI AC60」を選びたくなるポイント。屋外でのレジャーやワーケーションでは、この強固さが安心感に繋がるはずです。

さらに、「BLUETTI AC60」は容量を拡張できるのです。
対応する806Whの拡張バッテリー「BLUETTI B80」を接続すると、合計で1,209Wh。拡張バッテリーは2台まで接続できるので、最大で2,015Whという超大容量を利用できます。
これだけの容量があれば、消費電力の多い小型冷蔵庫も一晩は余裕で持ちますし、冬キャンプの必需品、電気毛布も夜間の間に電源が切れてしまうこともないでしょう。

「BLUETTI B80」にもUSB-CポートとUSB-Aポート、シガーソケットが備わっているので、1台につき3ポートが拡張。今回はソロキャンのつもりでしたが、家族も混ざってきたので、USBポートの取り合いにならずに済みました。
拡張バッテリーがあることで、利用シーンに応じて使い分けられるのも便利でした。
日常使いのワーケーションなら「BLUETTI AC60」1台で十分。キャンプで夜までガッツリと電気を使いたいシーンでは、「BLUETTI B80」も持っていくなど、その日の作業に応じて柔軟に電力と荷物のマネジメントを行なえるのです。
長時間の利用には、電気を自給自足できるソーラーパネルも便利ですが、天候に左右されず、時間も問わない拡張バッテリーは堅実な選択肢と言えますね。
こうして、「BLUETTI AC60」と「BLUETTI B80」があることで、電気という文明を手に入れたまま、日常の中のちょっとした非日常を楽しむことができました。
休日にしっかりと気分転換することも、仕事へのスタンバイ。ポータブル電源さえあれば、ベランダや庭でのキャンプは思いついたその日に楽しめるので、非常におすすめのリフレッシュ法です。
80%まで45分、ユーザーを待たせない高速充電! アプリからの充電管理も快適

日常使いにも、非日常的なシーンに連れ出すのも便利な「BLUETTI AC60」。優れているところはまだあります。特に驚いたのが、充電速度の速さ。
「BLUETTI AC60」への充電は、0%から80%までわずか45分で充電可能。フル充電はなんと1.2時間、驚異的です。
この速度なら急に「今日はワーケーションの気分だな」となったとしても、身支度をしている時間で充電できてしまいます。
そう、ポータブル電源でありがちな「使いたいときにバッテリーが残っていない…!」といったトラブルも未然に回避することができるのです。
この「使いたいときに、すぐにスタンバイできる」という点は、即応が求められる現代のビジネスシーンで、大きな助けとなってくれるはずです。

スマホアプリで管理できるのも現代的。
アプリからバッテリー残量や出力・充電状況といったステータスの確認をはじめ、充電モードの変更や自動シャットダウンの時間の設定など、柔軟な設定変更が可能。
特にキャンプや車内利用では、わざわざバッテリーに手を伸ばさずとも、手元のスマホでステータスを確認できたのが便利でした。こうしたユーザビリティにつながる機能をしっかりとフォローしている点も「BLUETTI AC60」を選びたくなるポイントです。
ポータブル電源はスキルを手に入れたのと同義です

2023年、AIなど新しいツールも数多く登場し、ただがむしゃらに仕事へ打ち込む時代は終わりを迎えようとしています。
そう、現代のビジネスパーソンには仕事内容、ロケーション、リソースに応じてツールを選び、スマートに仕事を片付ける力が求められているのです。
ならば、現代の生活とビジネスにおいて必要不可欠な「電気」を自由にマネジメントできるポータブル電源は、ビジネスに必須のツール。いや、もはやビジネスに必須なスキルそのものと言えるのではないでしょうか。
ならば小型で大出力。あらゆるシーンで利用できて、用途に応じて拡張できる。そんな死角のないポータブル電源「BLUETTI AC60」というスキルを手に入れてみませんか?
仕事も、趣味も、普段の生活も、コンセントから開放される。その効率と快適さは、ビジネスシーンのみならず、暮らしそのもののアップデートへと必ずつながっていきます。
Source: BLUETTI/Photo: 小暮ひさのり