朝はもっとも集中力がアップし仕事のパフォーマンスを最大限に発揮できる時間帯と言われています。
ティム・クックは午前3時45分に起床し、ツイッターの共同創業者であるジャック・ドーシーは午前5時30分に起床します。ほかにも多くの世界的リーダーが早起きをしている事実から、成長や成功には、朝時間の使い方がキーとなることがわかるでしょう。
しかし、早起きを習慣化するにはそれなりの努力が必要です。当たり前ですが、良質な睡眠を取らないと、スッキリ目覚め活発に動くことはできません。
そこで今回は、早起きを当たり前にするための睡眠改善方法をご紹介。寝入りを良くするための習慣から、熟睡するための睡眠メソッドをお届けしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
朝型人間は多くのチャンスを掴み、業績を上げる【研究結果】
億万長者は朝を制し大きな成功を収めていることは冒頭で話しました。彼らの起床時間について考えてみるべき理由、それは科学が裏付けているからです。
研究によると、朝型人間はより良い仕事のチャンスをつかみ、よりポジティブな思考を持つそう。そのため、仕事の業績が向上しキャリアの成功を手に入れるのです。さらに、早起きする人はほかの同僚よりも高い幸福感を得ます。
▼1日を活性化させる起床時間についてもっと知る
夜型人間が朝型になるための7つのステップ
夜ふかしの習慣が根付いてしまっている人にとって、急に朝型人間になるのは簡単なことではないでしょう。
なぜなら、睡眠時間は、クロノタイプ(朝型人間か夜型人間かを決める概日リズムの型)に基づいており、クロノタイプを変えるのは至難の技だからです。
しかし、「意識」を変えていくことは可能であり、朝型人間になるためにもっとも効果的な方法です。以下の記事では、朝日を浴びる、休日も平日と同じ時間に起床する、朝に運動をするなど、朝に強くなるための実践的な7つのステップを紹介しています。
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快眠へ導く準備運動|睡眠改善のための科学的メソッド
早起きを習慣化するために睡眠を見直してみましょう。まずは寝入り。
早い時間にベッドに入ったものの、なかなか寝付けず1時間、2時間と過ぎてしまうという人は、スタンフォード大学のストレス対策コースが採用している「バルーン・ブリージング」というメソッドを試してみてください。
これは、体の筋肉の緊張をほぐす準備運動。人間の自律神経の副交感神経(リラックス神経)を優位にする効果を持っています。
以下の記事で、寝付きを改善する準備運動「バルーン・ブリージング」の10のステップを紹介していますので、チェックしてください。
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質の高い睡眠をするための12の鉄則
忙しいビジネスパーソンが十分な睡眠時間をとるのはなかなか難しいことです。多忙でも睡眠の質を高める方法はあるのでしょうか。
これには、以下の記事でも取り上げている、アメリカ国立衛生研究所の「良い睡眠を取るための12の鉄則」を参考にするといいでしょう。
【良質な睡眠の鉄則】
- 毎日同じ時間に就寝、起床する
- 寝る前にエクササイズはしない
- 特に午後には、カフェインとニコチンを摂らない
- 寝る前にアルコールを摂取しない
- 夜遅くにたくさん飲食をしない
なかでも1の「毎日同じ時間に就寝、起床する」ことがもっとも重要。そのほか7つの鉄則と、睡眠の質を高めるコツなどを記事でチェックしてください。今の睡眠状態が改善されること間違いなし!
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脳をコントロールしてスッキリ目覚める2つの方法
目覚ましをセットしてもベッドの上でぐずぐずしてしまう、寝起きがスッキリしない。そんな人は、脳の働きをスイッチのようにパチンと切り替える技術を身につけましょう。
脳はもともと「起きる仕組み」を持っていますが、起床する際に何気なくやってしまっている行為が脳の働きを妨げている可能性があります。
たとえば、スヌーズをセットしてしまうと、脳は、どの時刻に起きればいいのか認識できなくなってしまいます。脳は起床する3時間前から起きる準備をはじめ、1時間前には起きられる状態になっているのだそう。
以下の記事で紹介しているスッキリと気持ちよく目覚めるための正しい方法を、取り入れてみてください。
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