私は、できるだけ長くMacを使い続けたいと思っていますが、いつかは別れを告げる時が来ます。Macを手放すときに必ずやるべきことを紹介します。
中古Macが結局廃棄される理由
Macを手放す前に「探す」の機能をオフにしておきましょう。
パソコンを手放す前に、知らずにこの手順を飛ばす人が増えており、手放されたパソコンは、パーツを漁られる以外は事実上無駄になってしまいます。
この問題は以前からありましたが、「Vice」によるとさらにひどくなっているようです。というのも、現在中古市場に出回るT2やAppleシリコンチップのパソコンが増加しており、その多くはアクティベーションロックがかかったままで、転売することができないからです。
製品サイクルが3年の会社がこの問題に拍車をかけており、社員やIT部門が事前に「探す」を無効にせずに、パソコンを手放しています。それだけでなく、2年未満のMacでも、アクティベーションロックのせいで、早々に無駄になっているのも見かけます。
Appleは、古いMacを売る前にアクティベーションロック、つまり「探す」を無効にすることがいかに重要かを、もっと明らかにする必要があります。
「探す」が無効になっていない状態で、Macを工場出荷時の状態にリストアするほうがはるかに難しいことです。
Macの「探す」を無効にする方法
Macを売ったり、手放したりする前に、アクティベーションロックを無効にするために、「探す」を無効にしましょう。「システム環境設定 > [自分の名前] > iCloud > Macを探す」に行き、「Macを探す」の横の「オフにする」をクリックするだけです。
macOS Monterey以降のOSで、「すべてのコンテンツと設定を消去する」を使ってMacを復元する時は、アクティベーションロックも無効になります。ディスクユーティリティでハードディスクを消去したり、「探す」で消去する場合は、無効になりません。
Macをリモートでロック解除する必要がある場合は、「探す」のWebアプリに行き、ログインして、「デバイス」を選び、自分のMacを選んで、「アカウントから削除」を選びましょう。