iPhoneで「最適化されたバッテリー充電」を設定するには

最適化されたバッテリー充電は、新しいiPhoneのセットアップ時に自動的にオンになっています。ただし、この機能は、いつも長い時間を過ごす場所でのみ作動するようになっています。自宅や勤務先など、iPhoneの「利用頻度の高い場所」に表示される場所に限られます。

ひとつの場所で5時間以上の充電を9回ほど行なうと、充電に適した場所と認識されて最適化されたバッテリー充電機能が作動するそうなので、旅行や新しい勤務先にでかけるときは、これを念頭においておきましょう。

ただし、最適化されたバッテリー充電を手動でオンにすることも可能。これには、まず iPhone で [設定] をタップ。[バッテリー] までスクロール、[バッテリーの状態と充電] をタップ。

ここにはバッテリーの最大容量も表示されるので、iPhoneのバッテリーがベストなパフォーマンスで作動しているかが把握できます。最大容量の下、クリーンエネルギー充電の上に、[バッテリー充電の最適化]のスイッチがあるので、状況により、オンかオフにしてください。

「最適化されたバッテリー充電」がオンの状態でiPhoneを長時間充電すると、いつ頃フル充電されるかを知らせる通知がロック画面に表示されます。

このとき、「最適化されたバッテリー充電」をオフにしたければ、通知を長押しし、[今すぐ充電] をタップします。すると、充電が80パーセントに達してもスローダウンすることなく引き続き充電されます。

Macで「最適化されたバッテリー充電」をオンにするには

Ventura 以降の macOS がインストールされているMacで「最適化されたバッテリー充電」をオンにするには、[システム設定]を開き、[バッテリー]タブまでスクロールします。[バッテリーの状態]の横の情報(i) アイコンをクリックします。

[バッテリー充電の最適化]スイッチが表示されるので、ここで、オン・オフが切り替えられます。

[バッテリーの寿命を管理]をオンにして、さらにバッテリーを保護することも。これは、Macのバッテリーの最大充電量を抑えてバッテリーの耐用年数を延ばす機能です。手動でオフにしない限りデフォルトでオンになっており、「最適化されたバッテリー充電」と併用するのがおすすめです。

スイッチをオンかオフにして [完了] をクリックすれば、「最適化されたバッテリー充電」の設定が完了です。

Monterey やそれ以前のmacOSをお使いなら、[システム環境設定] を開き、[バッテリー] をクリックしてこれらの設定を表示してください。

Original Article: What Is Optimized Battery Charging on iPhone and Mac? by MakeUseOf

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