「Sleep Health」によると、米国では5000〜7000万もの人が、睡眠に関する問題に悩まされています。
もちろん、睡眠に問題がない人が、スマート家電を使ってもいいのです。
では、睡眠の質を上げるのに欠かせない、寝室のスマート家電にはどのようなものがあるのでしょうか?
今回は、良質な睡眠のために検討して欲しいスマート家電をご紹介します。
1. 睡眠トラッカー

睡眠パターンが一定でない人は、睡眠トラッカーで問題を見極めることができます。いつもと違う体の動きや、睡眠中の心拍数など、体のサインを拾い上げるセンターがあるからです。
睡眠トラッカーによっては、コーヒーを飲んだ日とコーヒーを飲まなかった日の、睡眠の質を比べることができます。
同じように、糖尿病で糖尿病性神経障害で眠れない人は、睡眠トラッカーを使って、血糖値が睡眠の質に影響を及ぼしているかどうかを知ることができます。
2. 光目覚まし時計

目覚ましのアラーム音を聞くと頭がボーッとして、気がついたらスヌーズボタンを押してしまうような人は、光目覚まし時計を試しては?
光目覚まし時計は、窓から射し込む陽の光と錯覚するような光を放ち、それに続いてやさしいアラーム音が鳴るように作られています。従来の目覚まし時計の音では起きられるか心配だったり、目が覚めなかったりする人には、いいオプションになるでしょう。
それだけでなく、光目覚まし時計のおかげで、就寝と起床の時間を一定に保てるようになります。その日の生産性や健康を高めるのに、十分に回復できる睡眠を求めている人には、これは大事なことです。
3. ホワイトノイズマシン
物音が気になってなかなか眠れない人は、ホワイトノイズマシンを検討したほうがいいかもしれません。就寝時に、外部の騒音を相殺する周波数の、穏やかな音を流すように設計されたものです。
さらに、毎晩同じ時刻に使うようにすれば、ホワイトノイズマシンによって、一定の睡眠ルーティンをつくることもできます。
しかし、スマホを持っている人は、ホワイトノイズマシンを買う必要はありません。就寝時に聞きたくない音を相殺してくれる、Androidのホワイトノイズアプリをダウンロードすることができます。
iPhoneでは、寝室の他の騒音を減らすのに、背景音を使用できます。
4. スマートカーテン

遮光カーテンを使っている場合、朝の目覚ましのアラームが鳴る時間に、自動的にカーテンを開けてくれます。
もちろん、寝たい時には、リモコンやボイスアシスタントでカーテンを閉め、外部の光を遮断することもできます。
スマートカーテンの設置方法は、自分の家のカーテンレールで使える、スマートカーテンのデバイスを買うだけです。ほとんどのタイプのカーテンに設置できて、Bluetoothやボイスアシスタントで操作できる「Switchbot Curtain」がおすすめです。
5. エッセンシャルオイルディフューザーと加湿器

寝室にエッセンシャルオイルディフューザーを置くと、より深い眠りにつくことができます。薬効成分のあるエッセンシャルオイルを使うと、風邪やアレルギーの時に胸をスッキリさせることもできます。
一方、加湿器は、就寝中の鼻炎や鼻血、乾燥肌や口びるのひび割れを防ぐことが可能。当然ながら、気道を潤わせ、ホコリや細菌、病原体もろ過してくれます。
いいエッセンシャルオイルディフューザーをお探しなら、アプリや声で操作ができるスマートディフューザーを検討してはいかがでしょうか。
たとえば、「Sierra Ultrasonic Smart Diffuser」や「Asakuki Amotherapy Diffuser」は、ベストなスマートディフューザーのレビュー記事に載っています。
6. 空気清浄機

「Environmental Protection Agency」によると、屋内の空気は、屋外の空気よりも汚れている可能性があるのだそうです。これは、建材や合成繊維製品が、家の空気に悪影響を及ぼす可能性があるからです。当然ながら、空気が汚れていると眠りにくくなります。
しかし、空気清浄機を使えば、寝室の汚染物質を取り除き、睡眠の質を改善することができます。空気清浄機は、ハウスダストやペットの毛、カビの胞子、ふけ、イエダニなどのアレルギー物質や、健康と睡眠に悪影響のある化学物質を捕まえるのです。
寝室のスマート家電で生活が変わる
毎晩8時間眠るとしたら、人生の3分の1は眠っていることになります。睡眠の質は、健康や生産性、気分、さらには平均寿命にまで影響します。だからこそ、寝室にスマート家電を導入し、睡眠と健康の質を上げることが大事なのです。
Source: Sleep Health
Original Article: 6 Types of Smart Bedroom Technology to Improve Your Sleep Quality by MakeUseOf