心の負担を軽くする「うまいことやる習慣」3つ

本書には、中村さんが考える「うまいことやる習慣」やその考え方が37も紹介されています。そのなかから、今の時季に参考にしたい中村さんのアドバイスを3つご紹介しましょう。

1.仕事が好きじゃなくてもいい。それでも続けていくコツは?

やりたくて仕方がない仕事に出会えたら、それが一番かもしれません。しかし、中村さん自身も「仕事が大嫌いではないが、大好きでもない」と打ち明けます。

「仕事は好きでなければいかん」「楽しくやらないかん」そんなふうにまじめに考える人もいるかもしれへんけど、そんな必要はまったくないんやと思います。

やらないよりは、やるほうがマシかな? それくらいのモチベーションが、仕事を無理なく続けるコツやと思います

(『心に折り合いをつけて うまいことやる習慣』30〜31ページ)

2. イヤな人がいる環境から離れられない場合の“気の持ち方”は?

「もっとこうしてくれたらいいのに」「あの人はどうしていつもああなのだろう」と、人に対する不満は尽きません。しかし、「人を変えることにエネルギーを使ってはいけない」と中村さん。

結局、どこに行っても一緒なんやなあ。100%満足できる環境はないんです。だから大事なのは、「今いる場所で、どうしたら己が快適に過ごせるのか」を中心に考えることやと思います。

(『心に折り合いをつけて うまいことやる習慣』51ページ)

3. 先のことは、心配してもわからない。それより大切にすべきことは?

年度末を迎え、これから新しい節目を迎えるのに、「うまくいかなかったらどうしよう」「失敗したらどうしよう」と不安で仕方がない…なんて人はいませんか?

そんな思いに対し、中村さんは「先のことを気にしても仕方がない、未来のことは誰にもわからない。今日1日生きていくことだけを考えていけばいい」とつづっています。

それでも、食べて、寝て、命をきちんとつないでいけば、たいていの物事はなんとかなっていきます。とにかく、目の前のことがおろそかにならないようにすること。何においても、それが一番大事なこと。

(『心に折り合いをつけて うまいことやる習慣』112ページ)

1年でもとくに大きな新年度という節目は、自分の生き方や働き方について、考えることの多いとき。もしも悩みや大きすぎる期待に心が重くなったら、「うまいことやろう」と肩の荷をおろすという方法をぜひ思い出してみてください。

Source: すばる舎

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