新年度を前に、マネープランの見直しをする人も多いでしょう。この物価高に、上がらない給与。「節約と副業の合わせ技で乗り切ろうか」などと画策する前に、部屋を片付けてみるのはどうでしょう。
『お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか「自然に貯まる人」がやっている50の行動』(日本経済新聞出版)から、暮らしのなかでできる「貯まる」行動習慣を紹介します。
貯まらない人と、貯まる人では何が違う?
この本を書いたのは、ファイナンシャルプランナーの黒田尚子さん。著書の冒頭、「貯まらないのは、収入のせいではなくて、『日々の行動・考え方』の問題かもしれません」という言葉は、グサっと胸に突き刺さります。
本書では6章にわたって、日常生活から日々のお金の使い方、備えから人づきあいに至るまで、思い込みを覆すようなお金を貯めるアイデアを、ファイナンシャルプランナーならではの視点で説いています。
たとえば「お酒はコンビニで買えばお金が貯まる」というアドバイス。
少しでも節約になるならと、コンビニをスルーしてスーパーで買っていた人にとっては、まさに「寝耳に水」。ちょっと拍子抜けしてしまいますよね。