たとえば、翻訳しなければならない画像があるとします。
それは番組のスチール写真で、他言語の字幕が使われているのかもしれませんし、あるいは読めない言語で指示・案内が書かれた看板の写真かもしれません。
もしくは、知りたいことが書いてある記事のスクリーンショットを撮ったけれど、まったく読めないということもあるでしょう。
どんな場合であっても、Google翻訳の新しい「画像」機能を使えば、画像に書いてあることが読めるようになるのです。
Googleの翻訳がさらに読みやすく、簡単に進化
この新しいオプションは、Googleレンズで使われているのと同じ「AR Translate Tool」によるものです。
少し前からモバイル版ではこの機能が使えましたが、最近デスクトップ版でも使えるようになり、翻訳がかつてないほどに簡単になりました。
しかし、この機能のイチオシの部分は、ただ翻訳するところではありません。
まるでそもそもその言語で書かれていたかのように、翻訳を元の文字の上に上書きするところです。翻訳を印刷したものを、元の言語の上に貼り付けたかのように表示されます。
かなり画像に馴染んでいる場合もあれば、工作のように貼り付けた感がある場合もあるのですが、それでも翻訳が読みやすくなったのがポイントです。
データをアップするだけ!Googleが画像をすぐ翻訳

試してみたい人は、ブラウザかモバイルアプリでGoogle翻訳に行きます。
ブラウザの場合は「画像」のオプションを選び、モバイルアプリの場合は「カメラ」のアイコンをタップします。
デバイスから画像をアップロードすると、Googleが翻訳作業をはじめます(使用するデバイスによっては、写真のライブラリにアクセス許可をしなければならないかもしれません)。
文字の翻訳が終わったら、翻訳の一部を選択して別の場所にコピーをしたり、Google翻訳に読み上げてもらったり(モバイル)、翻訳テキストをダウンロードしたり(デスクトップ)、翻訳アプリに送り返したり(モバイル)することもできます。
Source: engadget