おにぎりケースでつくる

おにぎりを潰さないように持ち運べる「おにぎりケース」ですが、おにぎりをつくる時にも便利です。

ケースの中にラップを敷き、ごはんを入れたらラップを閉じて蓋をします。

「ゴロンゴロン」と振動がするまで、約30~50回、時間でいうと30秒ほどフリます。

ケースの角を使って軽く形を整えたらできあがり。

できあがったおにぎりを比較してみると……

3つを並べてみるとごはんの粒の並び方や表面のツヤ感が全然違うことにびっくり!

手で握ったおにぎりは、凸凹とした表面に。握り方が強すぎるとごはんの粒が潰れやすくなってしまうので力の入れ方にコツが必要です。

おにぎりメーカーで作ったおにぎりは、きれいな三角形に仕上がりました。表面のごはんの粒がしっかりと立っていて、粒ひとつひとつが潰れずにしっかりと残っているのが見た目でもわかります。

おにぎりケースで作ったおにぎりは表面が平らで凸凹しておらず、一番ツヤ感が出ていました。

いちばん、人気だったのは…

3種のおにぎりの食感などを比較するために、5人に食べてもらいました。

おにぎりケースでつくったおにぎり

一口食べて「これおいしい!」と5人全員が絶賛。表面はもちっとしていて、口にいれるとごはんの粒がほどけていきます。

ごはん粒の潰れている感じが全くなく、ふっくら。具材がなくても米本来のおいしさを感じることができます。ダントツの一番!

手で握ったおにぎり

ご飯がもっちりとした食感になり、食べていると甘みと粘りがしっかりと感じられます。

食べている最中にごはんがぼろぼろと落ちずに食べやすく、お母さんが握ってくれた「おにぎり」という感じでした。まさに王道。

おにぎりメーカーで作ったおにぎり

粒がひとつひとつ立っていて、口の中でほろほろとほどけていきます。もっちり感がないので、あっさりと食べたい人にはいいかもしれません。

少し物足りなさを感じるので具材がほしいという意見も。

握り方でおいしさが変わるんだ! おにぎりって奥が深い

3つを比較してみると、握り方の違いでごはんの「粒の食感」「粘り」、「甘さ」の感じ方が全く違うことがわかりました。

握り方の違いで「え? これ本当に同じお米で作ったの?」と言われてしまうほど。

手で握ったおにぎりは食べ慣れたお母さんのおにぎりで懐かしさも感じられたのですが、おにぎりケースを振って作ったおにぎりが想像以上においしい! という評価に。

また、たくさんつくるときにはおにぎりメーカーがやっぱり便利だなぁと感じました。

便利なグッズも使いつつ、おうちでおいしいおにぎりを楽しんでくださいね。

執筆・撮影:渡辺 文芽

Source: Iwatani,DAISO

ROOMIEより転載(2023.02.28)

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