先月、先々月の電気代が4万円を超え、さすがに電気の使用状況を見直す必要が出てきました。しかし、感覚だけでは何をどうすればいいのかわかりません。エアコンの電気代は高いと聞いていましたが、具体的にどう高いのかわからない。
不安に駆られてAmazon Echo Show 5の電源をオフにしてみましたが、不便すぎる。電気代の優先順位をどうつければいいのかわからなくて困っていたある日、電気の使用量をモニタリングできる『Nature Remo E lite』のレビューの話が舞い込んできました。
ということで、実際に2週間ほど使ってみましたよ。
【「Nature Remo E lite」はこんな人におすすめ】
- 効果的かつ効率的に節電をしたい
- 自宅にいる時間が多い
- 同居人がいる
使用量をモニタリングしてエネルギーマネジメントする

『Nature Remo E lite』は、自宅のコンセントにさして、Nature Remoアプリで電気の使用量をモニタリングするアイテムです。
(※注意:モニタリングを開始するにあたって、電力会社にBルートサービスのIDとパスワードを発行してもらう必要がありますが、申請はネットでできるのでそこまで手間ではありません)。
たとえば、ドライヤーを使った場合。

このようにリアルタイムで電力の使用量が可視化されます。
そういえば、待機電力の電気代って見落としがちですが、どれくらい違うのでしょうか? 試しに電子レンジと炊飯器のコンセントがつながっている電源タップをオフにしてみました。

ご覧の通り、13W下がりましたね。
電気代計算シミュレーターで、13Wを1日24時間使うなら、1kWh単価26円計算で、1日あたり8.1円。1カ月あたり243円という数字が出てきました。1年だと2920円になるようです。この金額は侮れません。
なお、上位モデルの「Nature Remo E」では、使用量はもちろんのこと、太陽光パネルや蓄電池、EVPSにも対応しているので、スマホから蓄電池の運転モードの設定ができますよ。
電気料金の目安もモニタリングできる
使用量だけでなく、電気料金の目安もわかります。

1日、1週間、1カ月、1年単位で、グラフで比較できるので使いすぎた月や、どれくらい節電できたのかを確認できます。
我が家の今日の夕方までの電気代は338円。1週間だと1792円。2月26日から3月12日までの約2週間で4471円だったようです。
ちなみにこのレビュー中は、ほとんど暖房を使いませんでした。平日の日中家にいるのは私のみ。家族には節電を徹底するように伝えていました。
エネルギーマネージメントできると不安が和らぐ

リアルタイムで数字が変化すると、使用時間や使用頻度を意識的にコントロールしようという気持ちになります。また、可視化することで、家族にも節電への協力をお願いしやすくなります。
私の場合、快適な生活のために何を残し、何を手放すかを整理して考えられたことで電気料金に対する漠然とした不安が和らぎました。やっぱり数字を把握しておけるのはいいですよ。
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