「スマホは寝室に持ち込まないようにしましょう」というアドバイスはよくありますが、寝室以外の場所でスマホを充電する気になれない。
そんな方におすすめの解決策があります。シンプルな解決策です。
ベッドから手の届かないところにスマホを置けばいいのです。
手の届かない場所でスマホを充電すべき理由
スマホをベッドから遠ざければ、いいことが2つあります。
スマホを触る誘惑を遠ざける
スマホをベッドから遠ざけることのメリットのひとつめは、寝る前にスマホをいじりたいという誘惑が消えることです。スクリーンが放つ光は、「まだ寝る時間ではない」という信号を脳に送ります(ナイトモードにしていても、それは同じです)。
また、眠気を誘うようなことを考えているべきときに、ネット上で喧嘩するなど、スマホで何か活動していれば、脳が活発なままになってしまいます。
ネットで悲観的な情報を読み続ける「ドゥーム・スクローリング」にふけるつもりなら、ベッドでなくてもソファーでできます。
スマホを文字どおりベッドの中に持ち込みたくなければ、やるべきことは、充電器を寝室内の手の届かないところに置き、そこでスマホを充電することです。例えば、部屋の反対側にあるドレッサーの上とかはどうでしょうか。
目覚まし時計としてのメリット
もうひとつのメリットは、朝を迎えたときと関係があります。実は私は、スマホとは別に、目覚まし時計も持っています。
部屋の反対側にあるドレッサーの上にスマホが置いてあれば、そこまで歩いて行って、その本物のアラームを止めなくてはなりません。
先日、我が家は模様替えをしました。その結果、私のスマホを充電する最適な場所が、手近なナイトスタンドになってしまいました。
そのせいか、なかなか時間どおりに起きられなかったのですが、あるとき名案を思いつきました。「スマホを充電器につないで、それをナイトスタンドの裏側の床に置けばいいのでは?」と。
こうすると、ナイトスタンドが邪魔で、スマホまで手が届かないので、アラームを止めたければ立ち上がらなければなりません。これが効果てきめん。おかげで、いまではまた時間どおりに起きられるようになりました。