まずは、自己肯定感をセルフチェックしてみよう
そもそも自分の自己肯定感はどのぐらいなのでしょうか。本書には12のチェックリストが用意されています。以下の問いにいくつあてはまるかを数えてみてください。
自己肯定感チェックシート
1. 朝、鏡を見て自分の嫌なところを探してしまっている
2. SNSを開くたび、人からの「いいね」を待っている自分がいる
3. 職場や学校、家庭でちょっと注意されると、深く落ち込んでしまう。立ち直るまでに時間がかかってしまう
4. 自分のペースを乱されると、些細なことでもイラッとしてしまうことがある
5. ふとしたときに「無理」「忙しい」「疲れた」「どうしよう」「いやだ」「つらい」とネガティブな言葉がこぼれている
6. 「ねば」「べき」と考えてしまい、行動を起こせない
7. 上司から言われた何気ないひと言が気になって、こだわってしまう
8. やるぞと決めても、まわりの人の目が気になり、躊躇してしまうことがある
9. 出かける前、1日を過ごす服選びに悩んでしまう
10. 一度決めたことなのに、本当にこれでいいのかなと悩むことがある
11. 新しいことに挑戦したいなと思っても、「どうせ」「自分じゃな」と、勝手に限界を決めてしまっている
12. 電車から降りるときやエレベーターに乗るとき、ノロノロしている人にイライラしてしまう
『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる 自己肯定感の教科書』35ページ
12の質問のうち、10個以上あてはまる場合は、今は自己肯定感が低くなっている状態だそうです。「低かった」という人も心配しなくて大丈夫。なぜなら自己肯定感は後天的に育てることができるから、と中島さん。
本書で述べられている「自己肯定感を高める方法」を具体的に紹介しましょう。