もう一昔前のような気がしますが(こんな話をすると歳がバレてしまうのですが)、携帯電話を買うと、本格的な紙のユーザーマニュアルが付いていたものです。
静かな午後にこの厄介者の中の1項目と取っ組み合っていると、キーボードの征服者になったような気分になりました。それに、キーパッドも付いていたのです。
現在はというと、携帯電話はとにかく機能することが前提になっています。箱から取り出してみて使いにくいとなったら、製品マネージャーによっては苦境に陥る人も出てくるでしょう。
すべてがわかりやすいというわけではないですが、たとえばiPhoneの以下の機能を取り上げてみましょう。面白くて役に立ちますが、オンラインのユーザーガイドで検索しないと、簡単には分かりません。
今日のワークハック:iPhoneのユニークな機能を使用する
内蔵ホワイトノイズマシンを使用する
ホワイトノイズアプリを探しまわる代わりに(アプリの多くは無料ではありません)、iPhoneの内蔵ホワイトノイズマシンを活用しましょう。
「設定」>「アクセシビリティ」>「オーディオ/ビジュアル」>「バックグラウンドサウンド」で出てきますが、この機能には6種類のオプションがあります。3種類の音のバリエーションに加えて波、雨、小川の音の選択が可能です。

画面右上から中央に向かってスワイプし、耳アイコンをタップすることで、この機能のクイックトグル設定をオンまたはオフにすることができます。
大事な連絡先のカスタムバイブレーションを作成する
もう2023年です。ということは、皆さん、携帯電話をバイブレーション設定にしていて着信音を使っている人はいないのではないでしょうか。
そこでですが、カスタムバイブレーションパターンを連絡先のどれか1つに割り当てることができるおしゃれでかわいらしい機能があります。

これを設定するには、連絡先Appで連絡先を開き、「編集」>「着信音」>「バイブレーション」>「新規バイブレーションを作成」を選択します。
そうすると、大きな空白スペースが表示されるので、タップを繰り返しながらバイブレーションの傑作をつくってみましょう。
駐車した場所を見つける
やっとのことで新年を迎えましたが、車を探してあてどもなく歩きまわっていた自分がいてびっくりです。それも二度も。一度目はショッピングモール、二度目は空港でした。

こんな目に遭わないためにも、マップアプリを開き、Bluetoothを使ってiPhoneと最後にペアリングした車を駐車中の愛車として位置表示します。
さらに速い方法としては、Siriに車の場所を聞けばOK。
重要性を強調するために大きなテキストを送信する
超重要な人を、ほかの人と同じサイズのテキストを送信するグループに分類するべきではありません。
ビジネスをしたい受信者に次回見せられるように準備を整えるためには、送信ボタンを押して「ラウド」オプションを選択し、メッセージを大きくしたり、受信者側の画面で小刻みな動きをさせます。

また、スラムオプションも必ず試してください。こちらはもう少し激しいです。
また、会話の上に表示された「吹き出し」と「スクリーン」をトグルしてメッセージテキストをアニメートしたり、あるいは同じメッセージを連続的に送信してスクリーンを埋めることもできます。
ところで、この機能はiMessageユーザー間でのみ機能します。このようなメッセージをAndroidユーザーに送信すると、「(ラウドエフェクトで送信)」がテキストに付け加えられます。あまりパッとしませんかね?
テキストを読んだことを人に知らせない
テキストを読んだかどうかをわからなくすれば、扱いにくい人の反応を抑えることができます。この機能は開封証明と呼ばれ、iMessage限定機能です。「設定」>「メッセージ」>「開封証明を送信」でどこでもオフにできます。

さて、連絡先の必ずしも全員にテキストを読んだことを知られたくないということは大いにあり得ますね。
その場合は、iMessageの会話の上に表示されている「連絡先の名前」をタップし、機能をオフに切り替えることで個別の人への開封証明をオフにすることができます。
以上5つの機能を紹介しましたが、いかがだったでしょうか? 意外と知らないユニークなものがあって面白いですよね。
知る人ぞ知る機能を使いこなして、より仕事や私生活を快適に過ごせるよう、活用方法を考えてみてくださいね!
連載「今日のワークハック」では、仕事が速く効率的にこなせる!ツール・アプリ・OSのショートカットや使い方、アイデアをお届けします。
Source: Apple(1, 2, 3, 4, 5, 6)
Originally published by Fast Company [原文]
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