話題になっているのを知っている人もいると思いますが、OpenAIが最新の言語生成ロボット「ChatGPT」を一般公開しました。
ChatGPTは、言語翻訳や要約、質疑応答など、特定のタスクに合わせて細かく調整することができます。ここでは、ChatGPTを活用して生産性を向上させる10の方法をご紹介します。
メールに書く内容を考えるのに時間がかかってしまうタイプの人であれば、ChatGPTにお任せです。
「自己紹介と会社紹介をしたうえで打ち合わせに誘う内容の売り込みメールを書いて」というような簡単な指示を与えることで、ChatGPTがちょうど良い例を示してくれます。結果が気に入らなかったとしても、心配はいりません。
指示を少し修正してもう一度質問しましょう。このモデルでは、同じ回答が2つ作成されることはほとんどありません。
2.読む速度を上げる
会議の前に重要な文書を読むのを忘れてしまった時にも、ChatGPTが助けてくれます。文書をコピーしてチャットに貼り付け、一番重要なポイントを要約してもらいましょう。誰にも疑われることはありません。
3.自分の文書を要約する
書きかけの記事の要約版を書く必要があれば、ChatGPTには要約が可能です。要約に重要な部分が欠けていると思った場合は、その内容を含めるように指示するだけです。
4.コードを見直す
丸一日コーディングに費やしたものの、疲れて全部見直すことができない時は、ChatGPTにやってもらいましょう。コードの中で間違いの可能性のある箇所を見つけて組み方を改善するようお願いすることができます。
5.コードにコメントしてもらう
これは、ChatGPTができることの中で一番すごいことのひとつでしょう。
ChatGPTにコードを与え、各ブロックが何をしているのかをコメントで説明するように頼むと、コメント付きのコードを出してくれます。理解し難い話に聞こえますね。実際、理解に苦しみます。
6.研究資料を翻訳する
私のような研究者であれば、面白そうな記事を見つけたものの自分の話せない言語で書かれている、ということがあります。
ChatGPTに依頼するだけで、その文書を好きな言語に要約してくれます。
7.効率よく勉強する
学生であれば、ChatGPTを学習に活用することができます。
たとえば、午後ずっとフランス革命について勉強していたので知っている内容を試したいとします。ChatGPTにフランス革命に関する問題を10問出題してもらいましょう。答えを訂正するようにお願いすることもできますよ!
8.コンテンツを作成する
コンテンツ・クリエイターの皆さん、ChatGPTをうまく活用しましょう!好みのテーマについてコンテンツを作成するようお願いするだけです。
できたものは望んだ通りにはならないでしょうが、取っ掛かりがあるのはいつだって良いことです。誰もが使っているのですから、利用しましょう。
9.哲学的な議論をする
ニッチなトピックに夢中になっているものの話し相手がいなかったり、深い哲学的な疑問を抱えているものの誰がそのことについて書いているのか心当たりがなかったりするかもしれません。
そんな時は、ChatGPTを新しいメンターにします。幅広い質問を投げかけて、網羅的な答えを待ってみましょう。
たとえば、「人生に意味はある?このテーマに関する哲学的な立場にはどんなものがある?」と聞いてみましょう。その答えで少なくとも午後いっぱい楽しめるはずです。
10.ゲームをする
ChatGPTがプレイ可能なゲームは、まだ未知の領域です。しかし、試してみることはいつでもできます。ユーザーの中には、このモデルで三目並べやチェスができたと言っている人もいます。
私は、「はい」か「いいえ」でしか答えられない質問をして相手の考えている人を当てる「アキネイター」というゲームの一種をプレイしたことがあります。
この他にもChatGPTがプレイできそうなゲームには何があると思いますか?
Originally published by Inc. [原文]
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