Windowsのトラブルシューティングは、何も作動していないように見えるときは特に厄介な作業になることがあります。
Windows 11を搭載したPCで、クリックや操作に問題がある場合、再び機能するようにするための大切なヒントやコツをご紹介します。
1. コンピューターを再起動する
まず最初に行うべきは、PCを再起動すること。一時的なバグを一掃し、正常な状態に戻すことができます。
多くのユーザーは、スタートボタンをクリックして、電源メニューから再起動するやり方に慣れていますが、何もクリックできないときは、マウスを使わずにWindowsコンピューターを再起動させる必要があります。
コンピューターが再起動したら、問題が解決されたかどうかを確認しましょう。
2. マウスの接続や汚れを確認する
PCを再起動してもうまくいかない場合は、マウスを確認しましょう。マウスが正しく接続されているか、すべてのケーブルがしっかり接続されているかを確認してください。
また、ほこりやゴミが動作の邪魔をすることがあるので、エアダスターや湿らせた布でコンポーネントを掃除してみてもいいでしょう。
それでもうまくいかないときは、別のマウスを使って、ハードウェアに問題があるかどうか確認してください。
3. タスクマネージャーでExplorer.exeを再起動する
それでもまだ何もクリックできない場合は、Explorer.exeを再起動する必要があります。
手順は簡単。「Ctrl + Shift + Esc」を押すだけで、タスクマネージャーが起動します。
タスクマネージャーを開いたら、「Tab」キーと「矢印」キーを使って「詳細」セクションにアクセスします。ここで 「Enter」キーを押してオプションのリストを表示し、「下矢印」キーを使用して「Explorer.exe」を見つけて選択します。
マウスが使えないので、コンテキストメニューを表示するために、「Shift + F10」を押す必要があります。メニューリストから「タスクの終了」を選択し、「Enter」を押します。

表示された確認画面で、「プロセスを終了」ボタンがハイライトされていることを確認し、「Enter」を押して次に進みます。
Windowsエクスプローラーの実行ファイルを停止したので、再起動の必要があります。
この時点で、デスクトップが黒くなり、タスクマネージャーウィンドウ以外のすべてが消えますが、ご心配なく。これはまったく正常な状態です。

タスクマネージャーウィンドウの上部にある、「新しいタスクの実行」をクリックします。相変わらずクリックできない場合は、「タブ」を使って移動しましょう。
次に、テキストフィールドに「explorer.exe」と入力し、「Enter」キーを押してください。これで「Explorer.exe」が直ちに再起動し、ドキュメントに再びアクセスできるようになります。
「Explorer.exe」を再起動したあと、画面上の任意の場所をクリックして、問題が解決したかどうか確認しましょう。
4. システムの復元を実行する
システムの復元は、わかりやすくて強力なソリューションで、どんな窮地からも救い出してくれます。
PCのクリックに問題がある場合、Windowsの「システムの復元」を使用してみましょう。これにより、マシンのすべてのソフトウェア設定が以前の状態にリセットされ、クリックできなくしている根本的な問題が解決されるはずです。
「システムの復元」を使用する手順は次の通りです。
1. キーボードで「Win + R」を押して、「実行」コマンドを起動します。
2. ダイアログボックスに「rstrui」と入力し、「Enter」を押します。
3. 「タブ」ボタンで復元ポイントを選択します。

4. 「Enter」キーで「次へ」と「完了」をクリックします。
上記の手順に従い、コンピューターの「システムの復元」を完了し、クリックの問題が解決されるかどうかを確認しましょう。
Windows 11で起きるマウス問題からサヨナラ
マウスに不具合などが発生し、クリックできなくなることがあります。この問題を解決する手順を上記にご紹介しました。参考になれば幸いです。