プリントアウトされた書類に注意書きをするときにはいろいろな方法があります。
たとえば、書類に文字を書き込んだうえに、どの部分に対する注意書きかわかるように、本文にマーカーを引く。あるいは、注目して欲しいポイント付近にふせんを貼って、説明を書きこむ。
それぞれの手軽さやメリットがあります。そんななかでも、ここぞと言うときに使いたい、効き目のあるふせんがあります。
ふせんでありながら、マーカー的なニュアンスとピンポイント指示機能を持ったものが、今回紹介する「シルエットノート フキダシ」です。
いろんな形から、用途に応じて選べる「シルエットノート」

この3M「シルエットノート」シリーズには、矢印やハート型などいくつものバリエーションが存在し、それぞれ用途に応じて適した形を選ぶことができます。
そんななかでも、冒頭に挙げたようなシーンでの利用に向いているのが、このシルエットノート フキダシです。
なぜ、そのような用途に向いているのか? その理由を見ていきましょう。
吹き出し型が、人の意識・印象を絶妙にコントロール

シルエットノート フキダシの特徴は、その名のとおり吹き出し型の形状。
このフォルムとビビッドな色は、注目度バツグンです。
これを書類に貼って、注意書きを書いたときの注目度たるや、単なる四角形のふせんよりも何倍も大きなアピール力があります。
そのような見た目のアピール力に加えて、吹き出し型ならではのメリットがもう1つあるのです。それは吹き出しの先端、尖った部分の先に何があるのか、自然に意識が向かう喚起力があるという点です。
無意識のうちに人の行動を誘導する、いわばこれは、行動経済学における「ナッジ(人に望ましい行動を促すアプローチのこと)」の1つとも言えるでしょう。

普通の四角いふせんだと、場合によっては文書のどの部分に対する注意書き・補足なのか、わからなくなってしまうこともありますが、吹き出し型ならそんな心配はありません。
というように「見た目のアピール力」と「吹き出しの先に意識を向ける」の2つの効果が、文書に貼り付けて使うのに非常にマッチしているのです。
またマンガの吹き出しというコミカルな形状も、ユーモラスな印象を見る人に与えてくれるので、文書にダメ出し・赤入れを貼るのであっても、威圧的な雰囲気を和らげてくれる効果もあります。
そんな便利なシルエットノート フキダシですが、書くときには少しだけ注意が必要です。というのも、一般的な四角のふせんとは異なり、記入できる面積がやや小さいのです。
なので、それが指し示す箇所に対して、効率的な一言をあらかじめ考え抜いたうえで記入する必要があるでしょう。
その点のみ気をつけて使えば、書類に貼ったときの注意喚起力は、一般的なふせんのそれの何倍にもなります。
オフィスで紙の書類をやりとりするときには、ぜひこのシルエットノート フキダシを、円滑かつ的確なコミュニケーションに活用してみてください。
Source: ポスト・イット®