「あなたの家族が事故に巻き込まれて…」

もしあなたが電話口でふいにこんなことを聞かされたらどのように思うでしょうか?

バクバクと高鳴る心臓に手を当てながら話をよくよく聞くと、「まぁ大丈夫だったんだけど」と最後に聞かされて腰が抜けた、という経験をお持ちの方もいらっしゃるのでは?

良い結果の話は結論をまず先に

相手にはそれを早くいってよ、と言いたくなりますよね。Redditのユーザーは、良い結果で終わる話はその結論から話しはじめるべきだと言っています。

もし何か悪いことが起こった時でも、結果何も問題なく解決した出来事について誰かに話す場合は、まずその結論からはじめるましょう。

先ほどのように、「誰かが事故に巻き込まれて~」から話し始めると、聞き手側はその人が命を落としてしまったのではないか、と数秒間電話の向こうでフリーズしてしまうからです。

たとえば学校から母親に息子がグラウンドの遊具から転倒したといって電話をかけるなら、まずは「その息子が無事であった」という点を伝えてから、遊具から転倒したと説明してあげましょう。

何か健康面で不安なことがあったけど、検査を受けてみたら実は何ともなかった、という場合、母親にその話をする場合は「何もなかったんだけどね」と結果から話をしてあげることが重要です。

火災が発生したけれどケガ人が一人も出なかった場合、「全員無事だった」ということを先に伝えましょう。

こちらがまずはじめに結果を伝えてあげないと、話の聞き手はつい最悪のケースを想定して話を聞いてしまう傾向があるため、むやみに相手に心配をかけてしまうことになるのです。

もちろんあまりよろしくない結果のことについて話をしなければならない場合もあるかとは思いますが、良い結果だった場合の話をする際には、ぜひその結果から話をはじめるように気をつけてみてくださいね。

言ったのに? がなくなる、人を動かす伝え方 | ライフハッカー・ジャパン

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Source: Reddit