商談にプレゼン、企画書、レポート…。私たちは誰かに物事を伝えるために、いつも頭を悩ませています。
言葉にまつわる悩みが、訓練で解消されるとしたら? しかもそれが5日間で叶うなら…。
今回ご紹介するのは、『5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本』(大和出版)。発行以来、言葉に苦手意識を持つビジネスパーソンを励まし続ける一冊です。
苦手意識を克服する「5日間の言葉の旅」
「思いを言葉にする力」、持っていますか?
そう問いかけるのは、著者のひきたよしあきさん。博報堂でコピーやCM制作を手がけたほか、スピーチライターを務め、現在同社フェロー。独立後はコミュニケーションコンサルタントとして活躍しています。
これまでの経験をふまえ、書くことや話すことに劣等感のある人たちを救った25のメソッドを5日間で学べるように構成したのがこの本。5日間で、言葉を「思いつく」「まとめる」「伝える」の3つを集中的に学びます。
ひきたさんが「5日間の言葉の旅」と称するカリキュラムは以下の通り。1日ごとに5つのメソッドが紹介されていますが、ここでは各章より1つに絞って簡単にふれていきます。