4. Heybike Tyson

Heybike社のTysonは、折りたたみ式電動自転車で、CES 2023で発表されました。アルミやカーボンではなく、マグネシウム合金一枚でできています。
軽量で強度があり、4インチのファットタイヤ、油圧フロント・サスペンションフォーク、および750Wモーターが搭載されており、舗装道路でも砂利道でも軽く乗りこなせます。
電動自転車の走行距離には幅があり、モーターの種類やバッテリー容量、地形、フィットネスレベル、その他の要因で異なります。Tyson には、48V 15Ah、容量720Whのバッテリーが搭載されており、電動アシストモードで最大55マイル(88 km)走行可能です。
Tysonには、GPSを使った盗難防止システムや維持費削減が期待できるスポークレス・ホイールも採用されており、さらに、スピードを楽しみたい方には親指スロットルも。
Tysonの提供はCES 2023開催後に予定されているので、在庫についてはHeybike社のサイトをご覧ください。
5. AeviceMD
AeviceMDは、シンガポールの医療技術メーカーAevice Healthで開発されたスマート・ウェアラブル聴診器です。軽量のセンサーが継続的かつ受動的に胸部の音を分析し、呼吸数や心拍数、喘鳴をアプリに記録します。
AIが搭載されたAeviceMD では、肺雑音を検出・分析し、喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などの所見が認められるか判断、早期治療を可能にします。これにより、患者が自宅にいながらにして、継続した医療ケアを受けることができます。
シンガポール国立大学ヘルスシステムによる臨床試験では、喘息の主要な兆候のひとつである喘鳴をAeviceMDが検出する精度を数値化する試みも行なわれています。小児患者における喘息発作をAeviceMDで予測するモデルの開発も進められています。
6. ErgoSportive Smart Bed

良質の睡眠をとるためにできることはいろいろありますが、良いベッドで寝るのもそのひとつです。アスリートやフィットネス愛好家に向けて開発されたErgoSportiveは、可動式スマート・ベッドフレーム。スマート・センサー技術を駆使して睡眠をモニタリングできます。
さらに、ErgoSportiveアプリとGarminウェアラブル(ベッドの付属品)を併用すると、睡眠データや疲労回復に関するカスタマイズされたアドバイスを読み取ることもできます。
ErgoSportiveには振動モーターが搭載されており、リラクゼーションを促します。さらに、可動式のベースでできているので、読書や睡眠、テレビ鑑賞(寝る前にテレビを観るのはお勧めできませんが…)など、用途に合わせてベッドの形状を切り替えることができます。
可動式ベッド自体は目新しいものではありませんが、ErgoSportive には、「いびき防止」機能も搭載されており、睡眠中にベッドの形状を自動的に切り替えていびきを止め、深い睡眠に戻れるよう促すことができます。
Original Article: The Top 6 Health and Wellness Products Spotted at CES 2023 by MakeUseOf
Source: ErgoSportive, TrueTrainer, Withings U-Scan, AeviceMD, Tyson, alphabeats