2月1日、AIによってパーソナライズされた質の高いニュースを提供する新ソーシャルアプリ「Artifact」が発表されました。
開発者はInstagramの元共同創設者であり、2018年にFacebook(現Meta)を去ったKevin Systrom氏とMike Krieger氏の2人です。
「Artifact」を簡単に説明すると、テキスト版のTikTokや、アプリ版Googleリーダーのようなもの。
ユーザーが配信されたニュースをクリックするたびに、最新のAIが好みの傾向を学習して、パーソナライズされたニュースを流してくれるようになります。
それだけでなく、フォローしているユーザーが投稿した記事がコメント付きで表示されるフィードや、ダイレクトインボックスで友人と記事の内容について話し合う機能もあるそう。
ニュースの発信元は「信頼できる出版社」のみ
Kevin Systrom氏とMike Krieger氏は、質の高い情報を提供するために、発信元は編集の品質基準を守っている出版社に限るそうです。
具体的な出版社の名前は公開されていませんが、左派と右派の両方が含まれており、検索すれば表示されるようになっているとのこと。
また、虚偽を助長するような投稿などは削除されます。
ベータ版の参加者を募っている(日本からも登録可能)
「Artifact」は現在プライベートのベータ版をテストしており、ウェイティングリストに電話番号を入力すれば招待リンクが送られる、と伝えています。
日本の電話番号も入力できたので、早速筆者もリストにサインアップしてみました。
まだまだ不透明なことの多いArtifact。今後の情報に注目しつつ、アプリリンクが送られてくるのを楽しみに待つばかりです。