多くの人が日常的に行なっていることながら、職場でのコミュニケーションは簡単なものではありません。自己主張と攻撃、親切心と強制、傲慢と信頼性の間の境界線は、得てして微妙なものだからです。
理想的なコミュニケーションとは、自分の正しさばかりを主張する不愉快な知ったかぶりと思われずに、言いたいことを理解してもらうことです。
そこで今回は、そのバランスを取り、職場での信頼性を得るための8つのフレーズを紹介します。
職場で「信頼される」ってどういうこと?
『Pushback: How Smart Women Ask—And Stand Up—For What They Want』の著者で、職場でのリーダーシップを教えるSelena Rezvaniさんによると、基本的に信頼性とは、「信じられること」であり「他者の信頼に値すること」だそうです。
あらゆる仕事の人間関係において、信頼性は重要な側面であるとも述べています。
Rezvaniさんは、MSNBCの記事にこう記しています。
信頼できるコミュニケーションとは、自分の発言権を持ち、自分が発した価値、スキル、経験に対する信念を主張することです。 さらに、信頼できるリーダーは知的な謙虚さを示します。
これは、自分の間違いを認め、同僚の成果や貢献を取り上げて正当に評価することも意味します。
Rezvaniさん曰く、職場で信頼を得ると、同僚からアドバイスや助けを求められることが増えます。これにより、今後の会社のためになるばかりか、同僚の決断や意見にあなたの影響力が及ぶようになります。
職場で信頼される話し方
では、どうすればその信頼性を勝ち取れるのでしょうか。Rezvaniさんがすすめる、職場のコミュニケーションに役立つ8つのフレーズを紹介しましょう。
- 私は、Aさんの成果を認めたいと思います。
- 現時点でこのような状況がわかっています。この状況に、今後こういった対策をしていきます。
- 皆さんの意見を伺いたいと思います。
- これが結果の概要です。
- 情報ありがとうございます。これは新しい/怖い/チャレンジングですね。
- Xが順調/計画通り/予算通りであることをお伝えします。
- 私の計算ミスでした。
- お褒めの言葉をありがとうございます。私もその成果に感激しております!
職場で信頼される話し方について、RezvaniさんのMSNBCの記事全文はこちら。
Source: MSNBC