ネジ頭をなめる、そして潰れて回らなくなる。
人生において、これほど時間を無駄にすることはありません。ちょっとアクセスしにくいネジに無理やりな角度でドライバーを突っ込んだ結果、予想通りネジ頭をなめる。
「ネジ なめた 回し方」なんてググって、慌てて太い輪ゴムを探したり(そんなの一般家庭にない)、ペンチを片手に試行錯誤(ネジがもっと駄目になるだけ)。で、結局回らない。
その結果「なかったことにする」「その作業を諦める」という経験をこれまで何度もしてきましたが、2023年ネジは必ずまっすぐ回すぞ! と、「ネジ回しリスク」の解消を心に誓い、とあるツールを入手しました。

ベッセル(VESSEL)の「板ラチェットドライバーセット『TD-70』」。
価格はAmazonにてわずか918円(2022年1月26日時点)。どういう時に使うか? というと、通常のドライバーでは狭くてアプローチしにくい狭い場所。たとえば…

壁掛けテレビの固定金具へのアクセス。

通常のドライバーでは奥行きが足りず、ネジに垂直にアプローチできませんが、ラチェットドライバーであればこのとおり。4.1cmほどのヘッド部さえ収まれば、ネジを回すことができます。
おかげで、この日はテレビ裏の掃除と配線見直しができスッキリしました。

前後の動きで力を伝えられるため、通常のドライバーよりも断然楽にネジをしっかりと締められます。また、力の要らない回しはじめもスピードダイヤルで素早く回せて、気が利くなと感心。
ビットは定番のものが10種付属しているので、これ1本あればおよそ家中のネジ締めで困ることはなくなるはずですし、ネジ頭をなめることもなくなるはずです。実際このツールを導入してからはネジなめゼロでした。
時間をかけて無理するよりも、正しいツール選びを。わずか918円、このスマートなラチェットが1つあれば、ネジ回し全般を効率化&時短へとつなげることができます。
Source: VESSEL, Amazon.co.jp