デスクワークをするうえで、現状どうしても減らせない消耗品というのが存在します。たとえばふせんや筆記具がそうですし、卓上メモもないと困るという人は多いでしょう。
電話で聞いたことを咄嗟に書き留めるなら、スマホよりも手書きのメモが手早くて確実です(そもそもそのスマホで通話してるし)。
ただ、消耗品だからってコスト面は大したことないんですが、切らした状態でストックがないと困りますよね。
無限に書けて減らないメモがあれば最高なんですが…。
消耗品ゼロの「減らないメモ」で解決です
実際のところ、無限メモの候補として考えられるものはいくつか存在します。ホワイトボードや電子メモ(感圧液晶ボード)は繰り返しの書き消しが可能なので、紙の消耗ゼロで無限に書けそう。
ですが、どちらともマーカーや電池といった消耗品が必須なため、やはり消耗品切れで書けなくなる事態は考えられます。

そんななかで、最も“本当の無限メモ”に近いと思われるのが、プラスの「クリーンノート Kaite」シリーズから昨年末に発売された「Kaite メモタイプ」です。
こちらは磁性メモと呼ばれるタイプのもので、薄いシート内部に鉄粉入りのマイクロカプセルがぎっしり封入されています。
このシート面に磁石ペンを走らせると、吸い付けられた鉄粉カプセルが浮き上がって筆跡になるというのが、大まかな仕組み。


専用のイレーザー(ペン後端)を筆跡に当てると消すこともできるので、まず書き消しはシートが擦り切れない限りは無限と言えます。
さらに筆記用の磁石ペンはインクの消耗もなく、もちろん電池を使うこともありません。消しクズも出ないし、水に濡れて字がにじむこともなし。
なるほど、これはほぼ無限メモと呼称して良いのでは?
書き味もかなりサラサラとして、ホワイトボードや電子メモよりもずっと紙+ペンの組み合わせに近い筆記感が味わえます。

サイズは、「メモタイプ」がA4 1/3サイズと90×90サイズの2種をラインアップ。
A4 1/3サイズは最近トレンドの横長ノートに近く、PCのキーボードと自分の間にちょうど収まるサイズ感。机上の空きスペースを有効活用できて、かつメモ面も広く取れるため、非常に使い勝手が良くなっています。
対して90×90サイズは、コンパクトさを活かして携帯するのも良さそう。