iPhone、Apple Watch、そしてAirPods Proをそれぞれ個別に充電するんじゃなくて、1箇所ですベてを充電したい! そんな需要はかなり増えてきています。
ただ、充電速度が速い3-in-1ワイヤレス充電器は価格がとても高いですよね。
そこで今回ご紹介したいのは、15Wの高速充電を実現した、ESR「HaloLock™ 3-in-1 ワイヤレス充電器(以下、ESR 3-in-1ワイヤレス充電器)」。機能や使ってみてわかったメリット・デメリットをお届けします。
冷却ファン機能付きで15W出力並みの高速充電

「ESR 3-in-1ワイヤレス充電器」とは、iPhone・Apple Watch・AirPods Proの3つを同時充電できるデバイス。

最大の特徴は、iPhoneを装着するとファンが回転し、冷却しながら充電してくれる点。これにより、最大出力は7.5Wなんですが15W並みの充電速度が出ます。

実際にiPhone 13 Proを残充電0の状態から100%まで充電するのにかかった時間を、ESR 3-in-1ワイヤレス充電器を使用した場合と、Apple純正MagSafeを使用した場合で計測してみました。

- ESR 3-in-1ワイヤレス充電器:2時間20分
- Apple MagSafe:3時間00分
なんと、7.5WのESR 3-in-1ワイヤレス充電器のほうが速いという結果に。
冷却ファンでそんなに変わる? と思っていたけど、販売ページでも強調されていたように15W出力の純正MagSafe以上に速いのは魅力ですね!
それでいて他社製3-in-1充電器よりも価格が安い!

冒頭でもお話ししている通り、充電速度が速い15W出力の3-in-1ワイヤレス充電器の価格はとても高いです。
価格が安い充電器も多く販売されていますが、7.5W出力と充電速度が劣ってしまいます。
しかし、ESRは7.5Wでありながら充電速度が15W出力相当であり、なおかつ価格が安いというコスパの良さがメリットです!
なので、「充電速度が速い3-in-1充電器は高いよな〜」となかなか手が出せずにいた方にはうれしい商品ではないでしょうか。
Apple Watch充電端子、USB Type-CとType-Aの両方に対応

価格が安い3-in-1ワイヤレス充電器の多くは、付属のApple Watchを接続して使うタイプ。
しかし、Apple Watchシリーズ7からはUSB端子がType-Cに変更になっており、充電器によってはType-Aの端子しかない商品もあります。
過去に僕が購入したAnkerの3-in-1充電器がまさにそう。

しかし、ESR 3-in-1ワイヤレス充電器はType-A、Type-Cと2つの充電端子があるので、すべてのApple Watchシリーズの充電器を接続することが可能。地味な点ですがこの点もかなり優秀です。

ちょっと残念な点も
冷却ファンの音が気になる&カラバリが1色のみ

ESR 3-in-1ワイヤレス充電器は、冷却ファンで冷やしながら充電することによって充電速度を速めるのが特徴ですが、それに伴い冷却ファンの音が気になるという欠点があります。
生活音と変わらないレベルですが、寝室や集中して仕事をしたいときなど冷却ファンの「ブーン」という音が気になるという人もいるかもしれません。
ただし、冷却ファンのON/OFFができるようになっているので、音が気になる場合はファンをOFFにすれば良いのですが、充電速度は一般的な7.5W相当に落ちます。

また、選べるカラーも白のみで、バリエーションの少なさも残念に感じました。
コスパが良い3-in-1ワイヤレス充電器を探してるならおすすめ

Belkin製の3-in-1ワイヤレス充電器は約1万5000円くらいするのに対し、ESR 3-in-1ワイヤレス充電器は9099円。
安価なわりに、充電速度も速いのでコスパの良い充電器を探している人にはとてもおすすめです。
ツヨシ

札幌在住ガジェットブロガー。ブログ「TECH YOU(テックユー)」ではガジェット・デスク周りに便利なアイテムを中心にレビュー。カッコ良い&快適なガジェットを好むこだわり強めのおじさん。(Instagram・Twitter・YouTube)
Source: ESR, Amazon.co.jp