マップアプリの充実に期待大。
Appleはお店や企業などのビジネスオーナー向けに、Appleマップで表示される企業情報、写真などをカスタマイズできる無料ツール「Apple Bussiness Connect」を公開しました。
ビジネス情報開示をカスタマイズ
Googleマップで実装されているビジネスプロフィールのApple版と言える「Apple Business Connect」。
管理者の情報は、Appleマップ上に掲載されます。そうして登録された経路、電話番号、ウェブサイトなどの情報はユーザーのSiriやウォレット、メッセージと連携します。
さらにはユーザーに対して期間限定商品を通知したり、予約や配達の注文などのアクションを含むことが可能です。

Apple Business Connectへの登録は、既存のApple IDを使用するか、新たにApple IDを作成します。ログインはこちらからどうぞ。
Appleがビジネスを確認後、住所を申請し、登録は完了です。これでロケーションの更新や設定を行なうことができます。
複数の拠点を持っているビジネスオーナー向けには、Business Connect APIが提供されているので、簡単に最新の複数拠点をマップへ登録が可能です。
インサイト情報も提供

Appleが提供するインサイト情報で、検索量やルート、ページにたどり着く前に検索したことなどを知ることができ、ビジネス成長をアシストしてくれます。
ビジネスを包括的にサポートするサービス、「Business Essential」も提供しています。Business Connectはその導入の一歩目としての位置付けがありそうですね。
今回のリリースによって、Googleマップ一強の牙城が崩れるのかに注目です。
執筆:宮城圭介
Source: Apple Business Connect, Apple Business Essentials
ギズモードジャパンより転載(2023.1.22公開記事)