コストとスペック、両面で満足いくモデルがあるかもです。
発表されましたね、M2 Pro/Maxチップ搭載の新型MacBook Pro!
CPUは最大8+4コア、GPUは最大38コア、メモリにいたっては最大96GBという怪物じみたパワフルさを兼ね備えたマシンが、満を持しての登場です。
僕は2018年生まれのIntelチップ搭載MacBook Proを使っていまして、M1チップをスキップしてM2搭載機に乗り換えるつもりで今回の発表を待ち望んでいました。
ところが、1つ誤算が発生しまして…。
M2の14インチ、結構お高くない? ストレージ容量を1TBにしたら35万円って、それはちょっと…。
買い替えは決定事項だったものの、この価格はぶっちゃけキツい。なのでプランBに移行することにしました。
それは、「Apple認定整備済製品」から型落ちのM1搭載モデルを探すというものです。
Appleお墨付きのアウトレット

Apple認定整備済製品とは、初期不良などで返却されたAppleデバイスをApple自身が整備、クリーニング、動作確認のチェックも済ませた、いわばオフィシャル中古品とも言える製品。
新品とは言えないものの、最大15%オフの割引価格で購入できるのが特徴です。
ただし全ラインナップを網羅してるわけではなく、タイミングによって品揃えが異なります。
それゆえ「○インチのこういうスペックのモデルが欲しい」と狙い撃ちしたい場合、つぶさにチェックしておく必要があるわけですね。最新モデルもあまり出まわりません。
なので、整備済み品で買う場合は、値引きの代償として以下を念頭に置いておいたほうがいいでしょう。
- 自分が狙っているスペックのモデルが常にあるとは限らない
- もしあったら、即座にポチってしまったほうが良い
- 万が一、製品にキズや初期不良があっても泣かない(1年の製品保証はある)
このあたりを僕はM2発表のタイミングをMac買い替えの刻限と定めていたので、もし狙いのモデルがあれば整備済み品でもノータイムで買うつもりでした。
1世代前モデルだけど、お得にMacの買い替えが実現

そんなわけで狙っていたモデルがあったので即購入。
選んだのはM1 Pro(10コアCPU)の14インチMacBook Proです。ストレージは1TBに拡張してあり、価格は25万3800円。
M2モデルより10万安くついたと思えばわりと理性的な判断だった…はず…!

整備済み品は、新品と違うパッケージになってますね。

整備済み品を示す「Refurbished」のロゴがあります。
ちなみにApple以外のメーカーが修理した製品であっても「整備品」と呼んでるところもあるため、Apple認証の有無は要確認です。
Appleのサイトから購入すれば間違いないでしょう。

パカっと開けまして。

同梱品も問題なし。新品との違い、わからん…。

本体を見まわしてみても…。

目視で確認できるキズやヨゴレは見当たりませんでした。僕の記憶が薄まればもはや新品と錯覚できるレベルでしょう。
最新モデルも良いけど、整備済み品をお得に買うのもアリ
軽く初期設定などを済ませましたが、ディスプレイもキレイだし動作面も問題なし。
最新機種の発表直後に旧モデルを買うのは負けた感もあるんですけど、お得にMacを買い換えられたのはラッキーというほかなし!
あれもこれも値上がりし続ける昨今、自分のPCの使い方を踏まえたうえで、あえて型落ちを選ぶのは予算圧縮の面でも合理的だと思います。
整備済み品が気になったのなら、入荷情報をお知らせするTwitterアカウントのチェックもおすすめでございますよ。
執筆・撮影:ヤマダユウス型
Source: Apple認定整備済み製品, Twitter
ギズモードジャパンより転載(2023.1.20公開記事)