Chrome史上、最も便利と言っても過言ではない機能がAndroidに登場しました。
「タブをグループ化」できるこの新機能を使うと、タブをブラウザ全体やスマホの別のページにランダムに分散させずに、グループにまとめることができます。
ただし、この新機能を使うには、ちょっと見つけにくいフラグをブラウザで有効にする必要があります。
まず、Androidデバイスで最新バージョンのChromeを実行していることを確認しましょう。必要なら、Google Playストアから更新できます。
次に、ブラウザを起動して、アドレスバーに「chrome://flags」と入力すると、次のような画面(下画像左)が表示されます。

「Tab Grid」をクイック検索して、「Tab Grid Layout」のドロップダウンをタップし、通常の「Enabled」を選択します(上画像真ん中)。
Chromeを再起動し、アドレスバーの右側にあるボックスをタップして、新しいタブをいくつか開いてみましょう。
これまでのようにページを重ねて表示するかわりに、グリッドレイアウトでページが整理されているはず(上画像右)です。
このようなタブのグループ化は簡単にできます。
1つのタブを長押しして、別のタブの上にドラッグするだけです。このプロセスを繰り返して、タブグループにタブを追加していきます。

グループ自体をタップし、「+」アイコンを使用して、グループ内に新しいタブを追加することもできます。
複数のタブを1つずつ長押しする代わりに、一度にグループ化するには、この画面の右上隅にある3点アイコンをタップして、新規に「タブのグループ化」を選択します。
次に、1つのグループにまとめたい無料タブを全部タップして、「グループ」ボタンをタップするとグループ化することができます。

最後に、通常のChromeウィンドウでハイパーリンクを長押しすると、グループ内で新しいタブを開くオプションが表示されます。

それをタップすると、表示されていた元のページが、長押しした新しいリンクと一緒にグループ化され、Chromeブラウザの下部に両方のアイコンが表示されます。
これは、グループ内のタブ間を簡単に移動する方法です。また、右側の「+」アイコンを使用して、タブをすばやく追加することもできます。

もちろん、グリッド表示やタブグループが気に入らないときは、また「Tab Grid Layout」のフラグを使って、いつでもこの機能を無効にすることができます。
「Disabled」に設定するだけで、ブラウザは以前の状態に戻ります。
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Source: Chrome
Screenshot: David Murphy,ライフハッカー[日本版]
David Murphy – Lifehacker US[原文]