落ち着かない日々が続く中、自分でコントロールできる範囲はできるだけ機嫌よく過ごしていきたいもの。
とても些細なこと、ではあるんですが、昨年私はキッチンから「あるもの」をなくすことで毎日のちょっとしたイライラが解消され、QOLがグッと向上しました。
今回はなくしたものと経緯、やめて快適になったことを皆さんにシェアします。
実は、ストレスを感じつつ使っていた
食事の前後にキッチンカウンターやテーブルを拭いたりするのに「ふきん」は欠かせないもの(だと思っていました)。
ただ、汚れたままの濡れふきんを放置すると菌が繁殖してしまうので、1日の最後には漂白もしくは洗濯が必要です。
濡れてすぐに洗えるなら問題はありませんが、我が家では朝からフル稼働するアイテム。日中菌が繁殖しているのでは?=そのふきんでさまざまなところを拭くことで逆に菌を広めているのでは?と内心不安に思いながらも毎日使っていました。
また、夏場だとちょっと放置しただけで濡れふきんからイヤな悪臭が…。
小さめのふきんを何枚を用意して使う度に替える、という方法もありますが、1日の最後に大量のふきんを洗濯することに。些細なこと、といえども毎日積み重なれば結構な負担になります。
思い切ってふきんをやめてみたら
そこで、思い切ってふきんを使うのをやめて、使い切りの除菌シート(50枚入り・ノンアルコールタイプ・98円)にしてみました。
最初はこれで事足りるのか少し不安な気持ちもありましたが、これが個人的には大ヒット!だったんです。
まず最大のストレスであった、「ふきんで拭くたびに菌を広めているかも」の心配がなくなりました。匂い問題ももちろん解消!
使い捨てなので、ふきん洗浄の手間もなくなり、家事の時短にもつながりました。
また、これは予想していなかった嬉しい作用ですが、シートを捨てる前に冷蔵庫の中や台所の床などをササっと掃除をするようになったので、以前よりもキッチン全体がきれいに保てるように!
ストレスが解消しただけでなく掃除も捗るとは、まさに一石二鳥の策でした。
より良い方法を試行錯誤中

ただ、実は紆余曲折あってふきんは1枚だけ今も残しています。
ふきんは拭く以外にも熱い土鍋の蓋を開けるときや、鍋をコンロから外した時の一時的な鍋敷きとして抜群の使い勝手の良さだと気づいたんです。(鍋つかみ、鍋敷きはそれぞれ持っていたんですが、ふきんで事足りると思い、断捨離してしまいました)
というわけで現在基本ふきんは濡らさずに、鍋つかみ、鍋敷きとして使用。拭くのはもっぱら除菌シートにお任せ、と使い分けています。
ただ、このやり方だと使い捨てシートが毎回ゴミとして出てしまうので、エコなじゃないな…と心が痛むこともあるのも事実。
ただ、ふきんの洗浄も大量の水を使用することなどを考えると、どちらの方法がよりサステイナブルなのか、判断しかねるところです。
これからも従来の概念に縛られず、ストレスや負担のない方法を模索し続けていくつもり。
アルコールタイプは使用前に注意を
除菌シートはさまざまな種類のものがありますが、アルコールタイプのものを使用する際にはいくつか注意が必要です。
NHKによると、アルコールによってニス塗りの家具の表面が白くなったりひび割れることもあるとのこと。
ダイニングテーブルやキッチンでシートを使用する際には事前に素材を確認しておくか、まずは目立たないところを試しに拭いてみて、しばらく様子を観察してみると安心です。
また、アルコールに敏感な方は肌荒れにも注意。毎日、時には1日に数回使用するものですから無理なく続けられるものを探してみるのが良さそうです。
正直私自身、ふきんをやめるだけでこんなに気分が晴れやかになるなんて予想外のこと。
これを良いきっかけにして、現在、日常何気に続けていることで、ちょっとしたストレスになっていることの解消を目指して、日々試行錯誤中です。
いろいろと気が滅入るニュースも多い毎日ですが、こんな状況下だからこそ、これまでのやり方を大きく見直すチャンスなのかもしれません。
その分、時短につながり生まれた時間を学びやセルフケアに回したり、皆さんもぜひ身の回りで少しでも毎日が楽しくラクになる工夫ができないか、探してみてください。
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Image: Shutterstock
Photo: saori
Source: NHK