私は、iOS 14.3のリリース以降、iOS 14を熱心に研究しています。
2007年の発売以来、ずっとiPhoneを使っているにもかかわらず、存在を知らなかった小技を発見しました。ここがテクノロジーの楽しいところです。
何かが大きく変わるというわけではありませんが、iOSやiPadOSの設定をいじるときに、貴重な何秒かを節約することができます。
どんな小技かというと、設定アプリを開き、目的の設定を終えたあと、何階層かを飛び越して戻ることができるというもの。
Wi-Fiに新しいDNSを設定したり、ユーザー補助オプションを調整したり、iPhoneのストレージをチェックしたあとに、好きな階層にダイレクトに戻ることができます。
次に設定項目をいじったとき、画面左上の<[戻る]表示をタップしないでください。ここをタップすれば、1つ上の階層に着実に戻ることができますが、もっといいやり方があります。
タップではなく、<[戻る]そこを長押ししてください。すると、下の画像のように、上位の階層がコンテキストメニューで表示されます。
戻りたい階層をタップすれば、そこへダイレクトに移動することができます。

以上。デバイスの設定を変えるときに少しだけ時間を節約できるハックです。こんなに小さなことでも、一応生産性向上ハックですよね?
このオプションが存在することがわかった今、Appleには次のレベルを求めたいと思っています。
よく使う設定項目をお気に入りに追加したり、めったに使わない設定項目(VPNなど)よりも、よく使う項目(壁紙とか)がリストの上位に表示されるようにしてほしいのです。
たしかに、設定アプリの「フロー」は乱れるでしょう。でも、それでいいんです。
よく使う設定項目は決まってるのに、そこにたどり着くまでにあれこれと探し回らなければならないことに、私はもううんざりしているのです。

もっとも、ホーム画面の[設定]アイコンを長押しして[コンテキストメニュー]を表示させれば、似たようなことができるのは知っています。しかし、自分がよく使う設定項目で同じことはできません…。
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Image: slyellow / Shutterstock.com
David Murphy - Lifehacker US[原文]