今回の新型コロナウイルスのパンデミックが、多方面に驚くような影響を及ぼすだろうという予感は私にもありました。
ただ1つ、全くの予想外だったことがあります。自分がお酒にものすごく弱くなったことです。
実のところ私は、お酒そのものより「お酒を飲みながらの人付き合い」が好きだっただけのようです。
バーでおしゃべりをしながら飲まない状態だと、一晩に3杯のカクテルという、今までならごく普通に飲んでいた量で、20代半ば以降は経験したことがなかったような悪酔いをしてしまうのです。
大きな目で見れば、これはおそらく良いことです。そしてその結果、度数の強いお酒は控えて、代わりにワインをよく飲むようになりました。
けれども今日は金曜日で、クリスマスです。
ということで、
「新しい恋人であるワインと、かつて愛した蒸留酒とを組み合わせに、ジャムで風味をつけたアルコール度数高めのワインカクテルを作ってみるのも楽しいのでは?」
と思いつきました。きっと、燃えさかる暖炉の火を眺めながら少しずつ飲むのに最高のお酒になるはずです。
ワインカクテルのポイント
これは、私の大のお気に入りのジャムを使ったサワーカクテルと同じ系統の飲み物です。
ただし、レモン果汁は入っていませんし、ベースのお酒が蒸留酒からワインに変わり、バーボンを風味付けに使っているところが違う点です。
このカクテルに入れるジャムは、ボンヌママンの「Four Fruits」や、これにかなり近いベリー系の甘酸っぱいものがおすすめです。
「この味の組み合わせは私好みなのでは?」と予想はしていましたが、実際に飲んでみると、思った以上に気に入りました。
甘くて少し酸っぱく、ホットワインを思わせるところも多少ありますが、スパイシーではなくフルーティなのです。
もちろん、お好みでシナモンスティックを加えてもかまいませんが、それだと材料が4つに増えてしまいますね。
ワインカクテルの作り方・レシピ
では、アルコール度数が少し高めなこのお酒をつくるのに必要な材料を紹介しましょう。
材料
- 辛口の赤ワイン:約60ml
- バーボン:約30ml(私はアルコール度数50度で「ボトルド・イン・ボンド(度数や熟成年数など、一定の基準を満たした)」のバーボンを使いました)
- ボンヌママンのジャム(Four Fruits):大さじ2杯
作り方
すべての材料を氷で満たしたカクテルシェーカーに入れ、シェーカーがキンキンに冷たくなるまでシェイクします。
目の細かいこし器を通して、クープグラス(広口の底の浅い脚付グラス)に注ぎます。たまたま手元にあるなら、シナモンスティックを飾っても良いでしょう。
ぜひ、燃えさかる暖炉の前ですすってみてください。
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Image: Claire Lower
Claire Lower - Lifehacker US[原文]