Apple Watchを持っている人も、購入を検討中の人も、おそらくApple Watchによって日々の仕事やルーティンを改善したいと思っていることでしょう。
Watch App Storeにある大量のアプリのおかげで、ウェアラブルデバイスで生産性を改善する選択肢は驚くほど広がりました。
今回は、効率を上げ、手首から直接タスクを管理できるApple Watchのアプリトップ7を紹介しましょう。
1. Todoist

手元にToDoリストがあるのが好きな人には、「Todoist」がお気に入りのApple Watchアプリになると思います。
Todoistの効率的なインターフェイスのおかげで、頭に浮かんだタスクをすぐに書き留めたり、常にToDoリストを確認したり、職場のチームや家族とタスクを共有したりできます。
タスクを締切ごとにトラッキングしたり重要度によって優先順位をつけることができます。
Todoistアプリを見ていない時でも、Apple Watchの角に、その日に終わらなかったタスク数の通知を表示してくれます。タスクが終わったら、タスク名を左にスワイプするだけで完了になります。
また、おまけとしてはTodoistはすばらしい買い物リストアプリでもあります。
スーパーやお店の中を歩きながら、買い物リストに残っているアイテムがいくつあるか、簡単に確認できます。
ダウンロード:Todoist(無料版/月額プラン)
2. Streaks

生産性を向上させるには、良い習慣やルーティンを身につけること、もしくは悪い習慣を断ち切ることが大部分を占めます。
「Streaks」はAppleデザインアワードを受賞しており、良い習慣を身につけるのを助けてくれます。
Streaksアプリでは、最大で12の習慣を指定することができ(推奨は6つ)、そのアイコンがApple Watchの画面に表示されます。
その日のタスクを終えたら、アイコンをタップして完了したという印を付けます。
時間制限のある習慣の場合は、アイコンをタップするとストップウォッチがスタートします。
やっていない習慣やタスクがある場合は、やり終えるまで1日中しつこくリマインダーが来ます。通知が嫌になることもあるかもしれませんが、医者の指示によるものです。
ダウンロード:Streaks(610円)
3. FlickType Keyboard

最新のソフトウェアアップデートでも、まだApple Watchでメッセージを入力するのはイライラします。「FlickType」は、スマートウォッチでの入力をより速く、より直感的にしてくれます。
FlickTypeを使って、QWERTY配列のキーボードで指をスワイプすると、単語をつなぎ合わせます。このやり方は、口述(ディクテーション)や手書き認識よりもはるかに速いです。
何度も使っているうちに、FlickTypのアルゴリズムは、入力を元に予測したり、スペルミスを自動修正するために、音声パターンを学習します。
FlickTypeは、誤字や誤入力の解読は難しくてできませんが、類似単語をスクロールして、正しい言葉を選ぶことができます。
超高速入力のために絵文字や略語もあります。また、FlickTypeは文字を読み上げることもできるので、目を使わずに入力することもでき、視覚障害のある人にも役立ちます。
ダウンロード:FlickType Keyboard(370円)
4. Cheatsheet Notes

「Cheatsheet Notes」は、些細な数字やID、メモなど、日頃アクセスするのに必要な煩わしい情報を、すべて思い出せるスマートウォッチアプリです。
車のナンバーや、職場の住所、お気に入りのテイクアウトショップの電話番号などの情報の小さなメモを作成するので、もう一度調べる必要がありません。
スマートウォッチの画面に16のメモが表示でき、すぐにどのメモかわかるように、ぞれぞれにアイコンを設定できます。
Apple Watchのロックを解除したり、アプリを探し回ったりせずに、ロック画面をスワイプするとCheatsheet Notesを表示させるようにもできます。
ですが、Cheatsheet Notesは利便性のために作られたものであり、安全に設計されているわけではないというのをお忘れなく。
このアプリは、オンラインショップのパスワードや重要な個人情報などには使わないでください。
ダウンロード: Cheatsheet Notes(無料版/有料版)
5. Billings Pro

移動が多い仕事の人(コンサルタント、営業、プロジェクトマネージャーなど)や、フリーランス、起業家などは、タイムシートや経費の報告書をまとめたり送信したりと面倒な作業に対処しなければならないと思います。
このような頭痛の種のほとんどが、外出先で経費を使い、それを後日分類しなければならないのが原因です。請求できる経費と時間を自動的に記録してくれたら、どんなにか素晴らしいと思いませんか?
Apple Watchのアプリ「Billings Pro」を使えば、それができます。このアプリは、いくつかの方法で経費を記録することができます。
まず、スマートウォッチに直接レシートの金額を入力して経費を記録することができます。(iPhoneアプリとも互換性があるので、レシートを直接スキャンすることもできます)
次に、アプリ内蔵のタイマーを使って、クライアントに請求する稼働時間を記録することができます。この時間は、クライアントとの打ち合わせ、プロジェクトの仕事、及びそれに関する移動などに分けられます。
クライアントに請求書を提出する時期になったら、スマートウォッチのBilling ProアプリをiPhone版とデスクトップ版と同期して、たった60秒ほどで請求書を作成します。
ダウンロード:Billings Pro(無料版/月額プラン)
6. MultiTimer

マルチタスクの時代には、一度に複数のタイマーが必要な時もあります。
ひとつは駐車時間、もうひとつは子どもの宿題の時間、それに夕食をオーブンで調理している時間もあるかもしれません。
「MultiTimer」は、美しいデザインのタイマーとストップウォッチのダッシュボードです。
さらに、事前に毎日使うタイマーを作成して(瞑想の時間、運動の合間の休憩時間など)、準備ができたらそれをスタートすることもできます。
ダウンロード:MultiTimer(無料版/有料版)
7. IFTTT

特定のアプリやプログラムを一緒に使うことが多い方でしょうか?
例えば、営業の電話をかけた後は毎回「Salesforce」にメモをする、Craigslistに新しい住宅の情報が出たら、毎回それをGoogleスプレッドシートに保存する、というようなことです。
「IFTTT」は、“アプレット”やアプリ同士で協調した行動をプログラムするツールで、Apple Watchで利用できるようになりました。
IFTTTは、Twitter、Googleドライブ、Amazon Alexa、Instagramなどを含む、600以上のアプリと連携します。
自分のApple Watchで、CRMデータベースにあるメールをクライアント毎に記録する、スーパーの近くに来たら必ず同居人にメールを送るというような、アプレットをプログラムできます。
朝のランニングで、公園に着いたら気分が上がるお気に入りの曲を流すというアプレットも設定できます。
IFTTTをインストールしたら、すでにプログラムされているIFTTTの数百のアプレットから、自分の日課を促進するようなものを選びましょう。
テック系に精通している人は、自分だけのニーズに合わせた、独自のIFTTTアプレットや機能を開発する(英文)ことも可能です。
ダウンロード:IFTTT(無料版/月額プラン)
Apple Watchアプリをインストールする方法
Apple Watchにアプリをインストールしなければならない場合は、2つの方法があります。
1つは、Apple WatchでApp Storeを開き、探しているアプリを検索機能で見つけ、入手するやダウンロードをタップする方法です。
または、iPhoneで自分のApple Watch用のアプリをダウンロードすることもできます。
iPhoneでWatchアプリを開き、App Storeのタブを選んで、「Watch対応AppをiPhoneで見つける」を選びましょう。
それから、アプリを検索してダウンロードすると、自動的にApple Watchにインストールされます。
Apple Watchで生産性系アプリ一式をつくったら、運動、食事、睡眠を改善するためのアプリも確認してください。
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Source: Apple
Image: MakeUseOf
Original Article: 7 Great Apple Watch Apps to Boost Your Productivity by MakeUseOf