コーヒーを飲むのが毎日の小さな喜びだというなら、コーヒー代を削る必要はありません。

「アボカドトーストとカフェラテにお金を使っているようでは金持ちにはなれない」という決まり文句がありますが、あまりに単純でばかげた考えです。

コーヒーが好きならどうぞ飲んでください。余裕があるなら「最高」のコーヒーにお金を使ったってかまいません。

とはいえ、コーヒーに使うお金を少しでも節約したいという人もいるはず。そんな人たちのために、今回は、コーヒーの質を高く保ったまま、安価に飲む方法を紹介します。

1. 自宅でコーヒーを淹れる

毎朝、コーヒーショップでコーヒーを買っている人は、地域の経済に貢献していると言えます。

とはいえ、毎日となればコーヒー代もばかになりません。とくに、エスプレッソを1日に何杯も飲む人は、あっという間に出費がかさんでしまいます。

自宅でコーヒーを淹れるためには設備投資が必要だし、コーヒー豆も自分で買わなければなりませんが、長期的に見ればコストを抑えることができます。

もっとも、誰かにコーヒーを淹れてもらうのも気分が良いものです。コーヒーショップに出かけるのを一切やめてしまう必要はまったくありません。

2. 豆のままで大量に買う

コーヒー豆は空気に触れるとすぐに劣化し始めるので、封をあけたらなるべく早く使い切らなければなりません。挽いて粉になっているコーヒーは、さらに劣化が早くなります。

淹れる分だけの豆をその都度挽くことが推奨されるのはこのためです。

新鮮なコーヒーを安く手に入れたいなら、豆のままで購入し、淹れるときに挽くようにしましょう。豆のままを購入すれば、粉で買うときのように早く使い切る必要もないし、ある程度なら買い置きがききます。

ワンパックのコーヒー豆をすぐに使い切ってしまう人は(コーヒーを毎日たくさん飲む、複数人分を淹れているなど)、一度に大量の豆を買うことを検討してください。

ロースターによっては、大量に買うと割引してくれるところもあります。鮮度を保つために、購入した豆は気密容器やビンに入れて保管しましょう。

3. 正確に測る

コーヒーを淹れるときは、計量スプーンではなくスケールを使って豆を量りましょう。そうすれば、お湯の量に対して適切な比率の豆を無駄なく消費することができます。

また、グラインダーは定期的に掃除してください。

それで節約できるお金はわずかかもしれませんが、チリも積もれば山となります。

4. シングルオリジンではなくブレンド豆を買う

単一の農園や地域で採れたシングルオリジンのコーヒー豆は、特定の時期にしか収穫できないため、通常、プレミアム価格で販売されています。

風味がはっきりしているという理由でシングルオリジンを好む人もいますが、良質のブレンド豆も同じくらい美味しく飲むことができます。

シングルオリジンよりブレンド豆のほうが少し安く、長期的にみれば、ばかにならない節約となります。

5. ミルクを入れるときは安いコーヒー豆を使う

カフェラテを作ったり、コーヒーに砂糖やシロップをたくさん入れるときは、ミルクやクリーム、砂糖で味がごまかせるので、安いコーヒー豆でも気になりません。

6. 定期購入割引を探す

ロースターのなかには、定期購入にすると割引してくれるところもあります。また、さまざまなロースターの豆を割引価格で提供する定期購入サービスもあります。

とくに、初回ユーザーであれば、SNSやロースターのウェブサイトをチェックすると割引情報が見つかることもあるでしょう。

あわせて読みたい

美味しいコーヒーを淹れるのに欠かせない12のアイテム

美味しいコーヒーを淹れるのに欠かせない12のアイテム

豆に関係なく、コーヒーを濃く淹れる4つのコツ

豆に関係なく、コーヒーを濃く淹れる4つのコツ

Image: Shutterstock

Emily Long - Lifehacker US[原文