自分がお金を払ってサブスクしているサービスの数を把握していますか?
技術コンサルティング会社West Monroeの調査によると、平均的なアメリカ人は自動支払いのサブスクに月額237ドル(約25000円/記事公開日のレート)、年間で2844ドル(約30万円)払っており、ほとんどの人は自分が思っている以上の金額を払っています。
サブスクにいくら払っているかわからない人は、そろそろ会員になっているサブスクを見直してみましょう。
自動更新と無料トライアルには要注意
自動更新のサブスクの支払いが「半永久的」と言われるには理由があります。
サブスクの契約期間が終了する時点で、こちらがキャンセルしない限り、サービスは自動的に更新されます。そのせいで、サブスクをトラッキングするのが難しくなっています。
サービスを使わなくなると、サブスクに登録していることを忘れてしまい、サービスを使っていないのに、気づかないうちに料金をどんどん支払ってしまうからです。
たとえば、West Monroe社の調査に回答した人たちの84%が、サブスクへの支払い総額を実際より少なく見積もっており、51%は100ドル以上も少なく見積もっています。
困ったことです。
しかし、フードボックス、ゲーム、フィットネスアプリ、メディア、マッチングアプリ、クラウドストレージなど、あらゆる種類のカテゴリにわたって、近年サブスクリプションサービスが急増していることを考えると、合点がいくかもしれません。
テレビと映画のサブスクだけ考えても、トラッキングは不可能です。たとえば、Flixedのこちらの記事は、アメリカで利用できる有名なストリーミングサービスを網羅した一覧表を掲載しています。
記事を最後までスクロールするのに、信じられないぐらい時間がかかりますよね。
無料トライアルも危険な罠です。お試し期間が切れる前にキャンセルするつもりだったかもしれませんが(たとえば、『マンダロリアン』を見終わったらDisney+をキャンセルするつもりとか)、忘れてしまうんです。
あと、すっかり忘れていたサブスクの料金が値上げされる可能性も忘れないでください。どれも支払い総額を大きくするばかりです。
不必要なサブスクを見つけてキャンセルする方法
まず、クレジットカード、デビットカード、インターネットバンキングの口座に定期的に行なわれている請求を特定しましょう。
1時間ぐらいかけて、この1年で支払ったあらゆるサブスクの費用をすべてリストアップしてください。
覚えのないものはありませんか。気に入ってはいても、めったに使わないサービスはないでしょうか。
そういうものは、さっさとキャンセルしましょう。本気で状況を改善したいなら、カレンダーのリマインダーを設定して、月に1度は、この作業をするようにしてください。
もう1つの方法は、スマホの設定をチェックして、不要なアプリに料金を支払っていないか確認することです。また、 TrueBill、Bobby 、Subscro などのアプリには、サブスクをトラッキングする専用サービスもあります。
こうしたアプリは銀行口座に接続して、サブスクリプションサービスを自動的に特定します。特定されたサブスクリプションサービスは、カスタムダッシュボードでトラッキングできます。
ただし、こうしたアプリの多くは無料サービス以上のサービスを求めると、月額料金が請求されるかもしれません。そうなると、自動支払いのサブスクがまた1つ増えてしまうので、ご注意ください。
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Photo: Manuel Esteban / Shutterstock
Source: West Monroe,Flixed,Apple,TrueBill,Bobby,Subscro
Mike Winters – Lifehacker US[原文]