Googleカレンダーを未来の予定の記録でなく過去の出来事の記録として使おうと思ったことはありますか?

Googleカレンダーが持つさまざまな機能は、未来の予定を確認するだけでなく、過去の出来事を確認するのにも便利です。つまり、GoogleカレンダーをGoogle「日記」にしてしまうわけですね。

Googleカレンダーを日記としても使用すると、複数のビューや色分けができるので、一目でいつどのような出来事があったか詳しく見ることができます

また、どのような目標を達成したか、その日はどんな気分だったか、何を食べたかもリストにできますし、バケットリストにあるアイテムで完了済のものを表示できます。

それでは、Googleカレンダーを日記アプリとして使う方法をご紹介しましょう。

STEP1. 日記専用の新しいカレンダーを作る

メインのGoogleカレンダーを使用しながら、日記専用のカレンダーを別途作ることができます。

こうすれば、必要なときにそのカレンダーだけを表示することも、カレンダーのリストに加えて常に表示させることもできます。

新しいカレンダーのキャプチャ
Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部

新しいカレンダーの作り方:

  1. メイン画面の左側にある「他のカレンダー」の横にある「」をクリックして、「新しいカレンダーを作成」を選択する。
  2. カレンダーに名前を付け、説明を追加し、自分のタイムゾーンを入れる。

カレンダーを作成したら、そのカレンダーに独自の色を付けることができます。

メインページで、新しいカレンダーの横にある「その他」(3点アイコン)ボタンをクリックして、色を選択します。これにより、カレンダーに追加するアイテムに自動的にその色が付きます。

この色は、予定を入力するときに変更することもできます。

新しいカレンダーの追加オプションの表示方法:

  1. 上部の歯車型のアイコンをクリックして設定にアクセスする。
  2. 設定」のページで、当該カレンダーを選択する。このページで、特定の誰かとカレンダーを共有したり、他の多くのオプションとカレンダーを統合するリンクを取得できる。
カレンダーの共有設定
Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部

新しいGoogleカレンダーを作成することは1つのオプションにすぎません。

わざわざ新しいカレンダーを作成せず、メインカレンダーだけ使っても、以下にご紹介するイベント機能をうまく活用すれば、カレンダーに記録したアイテムをトラッキングできます。

STEP2. 予定を入力する

Googleカレンダーのメイン画面から新しいアイテムを追加するには、日付をクリックします。次に、予定の説明を追加したいときは、ポップアップウィンドウから「その他のオプション」を選択します。

たとえば、エクササイズのルーティンの達成状況をトラッキングしたいとしましょう。それほど多くの説明を入力する必要はなく、簡単入力で十分です。

ワークアウトの日付をクリックしてタイトルを付け、「終日」オプションのチェックを外して、ワークアウトをする時間の長さを入力したら、「保存」をクリックします。

カレンダーの追加画面
Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部

実践しているトレーニングにはさまざまなタイプがあり、その詳細をリストアップしたい場合は、日付かペンシル型のアイコンをダブルクリックして、「予定の詳細」を開きます。簡単入力と同じ基本情報を入力しますが、ここで説明を加えることができます。

この説明欄で、箇条書きやナンバリングを使用すると、このワークアウトの時間に行ったエクササイズをトラッキングできます。この欄は、そのワークアウトに関するメモを書くのに便利な場所でもあります。

必要事項の入力が終わったら、上部にある青い「保存」ボタンをクリックします。

説明の編集画面
Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部

STEP3. 画像やファイルを添付する

Googleカレンダーをバケットリストとして使っていて、リストの項目を1つ達成したので(おめでとうございます!)、「済」の印として✓をつけることになったとしましょう。

その記念すべきイベントに画像や文書を添付できたら素敵ですよね。

その場合は、前述の「予定の詳細」にアクセスして、「説明」のところまでスクロールダウンします。

ファイルの添付」ボタンをクリックして、ファイルをGoogleドライブから取得するかアップロードしましょう。

ついに海で泳げるようになり、泳いでいるところを友人が写真に撮ってくれたら、その写真をカレンダーに貼りたいですよね。アラスカのクルーズに参加したときの写真もGoogleカレンダーに入れたいと思うかもしれません。

ファイル添付の機能を使用すると、文章だけでなく写真でも達成したことを振り返ることができます。嬉しかった思い出の写真をGoogleカレンダーに保存しましょう。

添付ファイル追加画面
Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部

バケットリストには、学位を取得しに学校に戻ったり、より高度な教育を受けるためにオンラインコースを受講することも入っているかもしれません。

学位証書のスキャンを卒業した日付に添付したり、メールで受領した修了証明書を修了した日付に添付できます。

STEP4. 説明欄を活用する

予定のページ内の「説明欄」は、詳しい説明を入力するのに便利です。Googleカレンダーはその欄でフォーマットを選択できます。

前述のワークアウトの例で説明した通り、箇条書きナンバリングを使用できます。

ですから、食生活に気を付けたくて食事日記を作っているなら、日々の食事を入力して、毎回食べたものをリストにして記録できます。

健康状態を記録したい人もいるでしょう。たとえば、片頭痛に苦しんでいる場合は、説明欄にその日の状態を詳しく記録できるので、頭痛に悩まされていた日々を振り返ると、何が頭痛の引き金になっていたか発見しやすくなります。

説明欄は、Googleカレンダーを日記として使用する場合も便利に使用できます。思ったことを記録し、フォントを選んで強調したい言葉を太字やイタリックできますし、リンクを貼ったり画像を添付することもできます。

この説明欄は、公式のデジタル日記に書く内容をさっと書き留めるのに適しています。

GoogleCalendar7
Image: MakeUseOf

カレンダーのメインページで、イベントをワンクリックするだけで、説明欄に記録した内容が書式設定も含めて入力した通りにすべて表示されるので、便利です。

STEP5. 色分けして見やすくする

Googleカレンダーの色分け機能を使うと、カレンダーに入っているアイテムを一目で見分けられます。たとえば、ビジネス関係のイベントとプライベートのイベントを色分けしてもいいかも。

Googleカレンダーを日記として使用する場合も、さまざまなやり方で効果的に色分けできます。

メンタルヘルスの観点から、そのときの気分をトラッキングしたいときは、入力したイベントをそのとき感じた気分で色分けすれば、週単位、月単位、年単位でどのような気分で過ごしたかが一目でわかります。

「幸せ」「悲しい」「怒り」など気分に名前をつけて入力し、「幸せ」は黄色、「悲しい」は青、「怒り」は赤など、気分ごとに色を決めて保存しましょう。

GoogleCalendar8-1
Image: MakeUseOf

カレンダーを一本化して使用する場合は、カレンダーに入力するアイテムを色分けすると便利です。

たとえば、その日の気分は黄色で、ワークアウトなら緑で、バケットリストなら紫で入力します。

GoogleCalendar9
Image: MakeUseOf

入力したアイテムに色を付けるには、そのアイテムの「予定の詳細」ページを開いて、ドロップダウンボックスから色を選択しましょう。

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Image: MakeUseOf

Screenshot: ライフハッカー[日本版]編集部

Original Article: How to Use Google Calendar as a Personal Journal by MakeUseOf