Google アシスタントは、Android OSにとっては必須のものと言えます。これにより、GoogleのモバイルOS上であらゆるアクションを、よりスムーズに実行できるようになっています。
Googleは、現在、Google アシスタントをあらゆる種類のAndroidのサードパーティアプリと連携できるようにすることで、さらに強化しようとしています。
The Keywordで、Googleアシスタントに行った変更が発表されました。これにより、Androidデバイスの使用がますます楽しくなりそうです。
どのような種類のアクションも、スマホを手で操作せずに実行できるようになると、時間の節約になりますし、運転中や歩行中でも安全にアプリを使用できます。
Google アシスタントからAndroidアプリを使用する
Googleは、さまざまなサードパーティアプリをGoogleアシスタントを介して使用する、新しい方法を公開しました。
たとえば、Googleアシスタントに「OK Google、Etsyで気持ちの良い毛布を検索して」「OK Google、Snapchatでセレーナ・ゴメスを開いて」「OK Google、Spotifyで気分が上がる曲を見つけて」「OK Google、Twitterでニュースをチェックして」などと話しかけると、リクエストが実行されます。
さらにGoogleは、音楽再生、ランニングの開始、ソーシャルメディアへの投稿、フードデリバリーの注文、友人への借金返済、タクシーの配車依頼なども例として言及しています。
Androidで使用している人気のアプリがあるなら、Googleアシスタントと連携させるクリエイティブな方法があるかもしれません。
Googleは、特に興味深い使用例の1つとして、足の形に合わせて電動で靴紐を調節するNike Adeptを取り上げています。
Nike Adeptを持っている人は、Googleアシスタントに「OK Google、Nike Adaptで靴紐を締めて」と言えば、靴を足にぴったりフィットさせることができます。
また、主要なコマンドとは別に、ユーザーがカスタムコマンドを作成できるようになっています。
上述のNike Adeptを例に出すと、「OK Google、Nike Adaptで靴紐を締めて」とフルセンテンスで言わなくても、「OK Google、靴紐を締めて」と短く言えば、靴紐がちょうどよく締まって靴が足にフィットします。
Googleアシスタントは、使用できる音声ショートカットを提案しますが、ユーザーが自分で音声ショートカットを作成することもできます。
どうやら、Androidスマホをまったく触らなくても使用できるようにすることが最終目標のようです。
それが実現すると、手を使えなくても(あるいはスマホが見えなくても)、スマホに話しかけることさえできれば、アプリを使用できます。
現在Google アシスタントと連携しているアプリは?
現在、Google アシスタントは、世界中で英語で利用できるGoogle Playの上位アプリ30種類と連携しています。英語を話さない地域では、今は利用できませんが、将来的には利用可能になるでしょう。
また、Googleはサードパーティのアプリ開発者にGoogle アシスタントとアプリを連携させることを奨励しているので、近いうちに利用できるアプリの幅がさらに広がるでしょう。
サードパーティのアプリ開発者から見ても、自分が開発したアプリの機能が向上するので、Googleアシスタントのサポートを避ける理由はありません。
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Original Article: Google Assistant Now Works With Android Apps by MakeUseOf