長く糸を引くチーズほど、視覚に訴えるものはありません。
できるだけ長く糸を引かせるという高尚な目標を追求するかどうかが、そこそこのチーズ料理と最高のチーズ料理を分ける、運命の分岐点といっても過言ではないでしょう。
もちろん、普通のとろけるチーズでもそれなりの働きはしてくれます。でも、真に強くて長い、そしてよく伸びるチーズといえば、一口サイズのモッツァレラチーズ「ボッコンチーニ」一択だと私は思うのです。
ボッコンチーニが欠かせない理由
あの、フレッシュで柔らかな球体。チーズ爆弾とでも言いましょうか。そっとフォークでほぐすと、チーズがはじけるのです。
立ち位置としては、溶けたチェダーチーズとプロセスチーズの中間といったところ。形を失うことなく、クリーミーな食感を醸しだしてくれるのが特徴です。
つまり、チーズが合うオーブン料理(すなわちすべてのオーブン料理)には欠かすことのできない、完璧な食材なのです。
どんな料理に入れるのがおすすめ?
人気Youtuber、シェフ、コメディアンなど多様な顔を持つマティ・マセソン氏は、二度焼きが特徴の彼のベイクドポテトの詰め物に、ボッコンチーニを採用しています。それは天才的なチョイスであり、筆者も自信を持っておすすめします。
キャセロール、ホット・ディッシュ、焼きパスタ、野菜のチーズ詰め(ジャガイモはもちろん、どんな野菜でも)などのあらゆる料理に、おもむろに投入しちゃってください。
え、ワンパターンになるのが怖いって? そんなときは、マインスイーパーのチーズ版だと考えれば大丈夫。
かのゲームの爆弾が、おいしくて小さなモッツァレラチーズになっただけです。チーズでできた爆弾だもの、爆発しても誰も死にやしません。しかもこのゲーム、酔っているときのほうがプレイしやすいのが嬉しいじゃありませんか。
料理の全体にチーズが行き渡らないことが心配なら、安心材料としてとろけるチーズを上から敷き詰めればいいでしょう。
埋もれたモッツァレラを見つけた瞬間、あなたはチーズ天国にいるはずです。ダブルのチーズ、ダブルの糸引き、ダブルの喜びを、存分にかみしめてください。
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Image: Alexander Mogilevets/Shutterstock.com
Source: YouTube
Claire Lower - Lifehacker US[原文]