Appleが、「macOS」の最初のバージョンをリリースしてから、20年以上が経ちました。この間に様々な変更や改良が行なわれています。

macOS初心者でも長年の愛好者でも、macOSに飽きたとしても、別のOSに切り替える前に、このまま使い続けることを検討しましょう。

今回は、macOSからWindowsに切り替えないほうがいい7つの理由をお教えします。

1. Windowsのほうが安全性が低い

完璧に絶対に安全だとは言いませんが、macOSの方がWindowsよりもマルウェアに感染する確率は低いです。

これにはかなり多くの理由があります。ひとつは、Windowsの方が市場が大きいので、ターゲットになりやすいということ。ユーザー数が非常に多いので、WindowsはmacOSよりもサイバー攻撃の犠牲になることが多かったのです。

また、Appleがハードもソフトも完全にコントロールしているので、一般的にMacのほうが安全性が高いです。

それから、macOSは、Windowsよりも安全だと広く知られている、Unixをベースにしているという事実もあります。ほとんどの場合、UnixベースのOSで動作するプログラムは、システム上でユーザー名を使って、必要に応じて各サーバーを稼働させます。

ですから、Windowsに移行するというのは、より安全性が低いプラットフォームに移行するということで、より多くのリスクにさらされます。

2. デザインが使いにくい

デザインは、macOSの大きな魅力でありながら、見落とされがちな特徴でもあります。macOSは、ただ「見た目がいい」だけではありません。AppleのOSの特徴は、Windowsに比べてデザインの一貫性が優れています。

どのアプリもメニューバーを活用しているので、直感的に操作でき、どこに何があるのか直感的にわかります。

3. 機能の継続性やエコシステムがない

Appleは、ユーザーがエコシステムに留まることを望んでおり、機能の継続性によって、それを強く打ち出しています。

たとえば、カメラの継続性があるので、FaceTimeやZoom、その他のアプリで、iPhoneのカメラをWebカメラとして使うことができます。また、写真を撮ったり、書類をスキャンしたりして、すぐにそれをMacで表示することも。

同じく、MacとiPadの両方を同じキーボードやマウス、トラックパッドでコントロールできる、ユニバーサルコントロール機能もあり、デバイス間でカーソルを流動的に動かすことができます。

その上、「Sidecar」の機能を使えば、iPadを2台目のディスプレイとして使うこともできます

Windowsに移行するということは、このような機能が使えなくなるということです。

4. WindowsのノートパソコンはAppleシリコン搭載のMacより遅い

MacBook Air(2020)、iMac(2021)、MacBook Pro(2021)など、最近のmacOSのデバイスは、すべてAppleシリコンを使用しています。MacBook Air(M1,2020)は、新しいM1チップ搭載というだけで大きな成功を収めました。

静かでファンレスながら、価格の割りにバッテリー寿命も長い、非常にパワフルなパソコンで、同じ価格帯の競合を打ち負かしました。

実力では、IntelやAMDも追いつくかもしれませんが、パワフルなプロセッサーを搭載したIntelやAMDのモデルが、あそこまで静かで電力効率が良くなるとは考えにくいです。開発者も、アプリをAppleシリコンに合わせているので、パフォーマンスもこれから良くなる一方でしょう。

5. ソフトウェアの更新が楽しくない

macOSの新しいバージョンが発表され時に、ワクワクしたことがありますか?

残念ながら、Windowsではそんな風にワクワクすることはまずありません。

macOSの最新版にはどれも、これまで以上にユーザーエクスペリエンス全体を良くするような工夫や変化があります。

現在のVenturaでは、ステージマネージャといった新機能が導入されました。

興味深いのは、WindowsのアップデートはmacOSよりも頻繁にありますが、そのほとんどがセキュリティのアップデートです。Microsoftのアップデートで、ユーザーエクスペリエンスに改善や工夫がされることは滅多にありません。

6. Windowsのアップデートはイライラする

間違いなく、Windowsの一番大きな問題のひとつがアップデートです。Windowsユーザーに聞けば、誰もが共感してくれるはずです。Microsoftは、macOSよりも頻繁にアップデートをリリースするので、こんなにアップデートを頻繁にしなければならないのかと驚くことになります。

それだけでなく、WindowsのアップデートはmacOSのアップデートよりも大体時間がかかります。最悪なのは、アップデートによって見知らぬ新しいバグが出ることです。

これはWindowsユーザーが常々不満を漏らしていることで、アップデートによって、修正される問題よりも、新たに起こる問題が多いこともあります。

7. macOS版のアプリのほうが良い

これが、仕事で使う人たちの多くがmacOSにこだわる理由です。

「Final Cut Pro」を使っている動画編集者であれば、WindowsとAdobeの「Premiere」に切り替えると苦労します。同じように、「Logic Pro X」は今のところ最高のデジタル・オーディオ・ワークステーションです。

初心者も「Logic Pro X」で簡単に始めることができ、ベテランは驚くほこ直感的なワークフローに信頼を置いています。

——2022年12月25日の記事を再編集のうえ、再掲しています

WindowsユーザーがMacに乗り換えない理由6選 | ライフハッカー・ジャパン

WindowsユーザーがMacに乗り換えない理由6選 | ライフハッカー・ジャパン

Original Article: 7 Reasons Not to Switch to Windows From macOS by MakeUseOf