Apple Musicを使用していると、Apple Music Singのおかげで、無料のカラオケマシンをいつでもポケットに忍ばせているようなものです。
Apple Music Singは、Apple Musicが無料で提供している新機能で、iPhone、iPad、Apple TV 4Kで動作します。
これを使えば、対応しているあらゆる楽曲をカラオケにできます。
Apple Music SingでiPhone、iPad、Apple TVがカラオケマシンに早変わり
まず、Appleはリアルタイム歌詞機能をアップデートし、「ボーカルのリズムに合わせて踊る」ようにアップデートしました。
曲が歌われると、その歌詞の単語1つ1つを動的にハイライトするという優れた方法を採用しています。
Apple Music Singが真に革新的なのは、選んだ曲のボーカルの音量を調整できる点です。オリジナルのボーカルに合わせて歌うか、自分の声に集中するためにボーカルを小さくするか、選択できます。
リードボーカルを完全に消すことはできませんが、かなり小さくすることができるので、Apple Music Singの可能性はカラオケ以外にも広がっていると思います。たとえば、好きな曲のボーカルを小さくすることで、これまでリードボーカルに隠れていた音楽的要素がよく聞こえるようになります。
私は今、歌詞よりも楽器や全体的なプロデュースに注目しながら、お気に入りの曲を新たな視点で聴いて楽しんでいます。
Appleによると、ライブラリにある「数百万」の楽曲がこの機能に対応しており、米Gizmodoが報じるように、「80%の楽曲が発表されると同時にリリースされる」とのことです。
Apple Music SingをiPhone、iPad、Apple TV 4Kで利用する方法
Apple Music Singは、すべてのAppleデバイスで利用できるわけではありません。
Singに対応しているのは、以下のデバイスです。
- Apple TV 4K (3rd generation)
- iPhone 11以降
- iPad Pro 11インチ(第3世代以降)
- iPad Air (第4世代以降)
- iPad mini (第6世代)
- iPad (第9世代以降)
- Apple TV 4K(第3世代)
この機能は、Apple Music Voiceプランでは利用できません(ちょっと皮肉ですね、Appleさん)。
Apple Music Singは今すぐ試すことができますが、お使いのデバイスにiOS 16.2、iPadOS 16.2、またはtvOS 16.2をインストールする必要があります。
Source: Apple, Gizmodo, The Loneliest Time