3. 家計を見直し「先取貯金」をはじめる

Image: Gettyimages
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老後資金を考えるにあたって親の貯金額の把握も必要不可欠です。

世論調査の結果(*3)によると、50代で年収が 500万円以上750万円未満の世帯のうち、貯金がゼロの世帯は18.1%もいるそう。

つまり「うちの親は、老後資金を準備しているはず」と過信せずに、確認しておきたいものです。仮に現在の貯金額が少なくても、まだ現役世代であれば、これから準備ができます。

先取り貯金をはじめる

簡単にできる支出の見直し方法としては、先取貯金がシンプルでやりやすいでしょう。

これは収入から貯金・投資に充てる金額を引いた金額で、毎月やりくりする方法です。最初からないものとしておけば、うっかり使ってしまうことを防げて着実に貯金ができるはずです。

とはいえ、生活習慣を変える節約などに取り組むのは難しいもの。そもそも家計の見直し自体に、抵抗感を示すかもしれません。

携帯電話の固定費を見直す

そんなときは生活の利便性は変わらず、削減できるところから。たとえば携帯料金などの固定費の見直しを一緒に考えて、変えてみるのもよいでしょう。

変動費は週ごとの管理で無駄を減らす

さらに手を入れられそうなら、食費と日用品代など変動費の見直しを。

週ごとに予算を設定すると管理しやすくなります。専用のお財布を用意し、予算分だけを現金で入れ、中に入っているお金だけでやりくりすれば、細かい管理をせずに自然と使いすぎを防げるはずです。

*3:家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和3年調査結果


まずは親のお金の状況を把握して、サポートすることから。老後に向けて、暮らしを最適化(場合によってはサイズダウン)できるよう、帰省のタイミングをチャンスと思い、親とお金について話してみてはいかがでしょうか。

山田ももこ

ファイナンシャルプランナー。 大学卒業後、アセットマネジメント会社に入社。上場企業の管理部門を経て、ライター・編集として独立。「とっつきにくいお金の話を分かりやすく」をテーマに、資産形成や投資について伝えることを得意としている。

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