2. 親の資産を守る

「退職金を仮想通貨に投資し、全額を失った」、「知人と一緒に参加したセミナーで、高額の健康食品を購入した」など、高齢者の資産を狙ったトラブルは、身近に潜んでいるもの(*2)です。

実家で、以下のような物を見掛けた場合は、親に詳細を確認してみましょう。

  • 見慣れない商品や契約書、振込用紙などがある
  • 投資に関するカタログなど
  • 督促など、未払いの請求書

また、日常会話の中でも、異変に気付くこともできます。

  • セミナーやリフォームの誘いを受けている
  • 証券会社や保険の外交員が頻繁に家に来る など

訪問販売やネズミ講などの場合は、クーリング・オフができる場合があります。すでに一部を使用した場合でも、未使用分はクーリング・オフが可能です。

>> クーリング・オフついて:国民生活センターのページをチェック

また、親が投資を検討している場合は、一緒に内容を確認しておくのが安心です。

*2:消費者庁「高齢者・障がい者の消費者トラブル 見守りガイドブック

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無理なくできる家計の見直し、貯金方法とは?
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