親の将来は心配なものの、お金の話を避けていたり、きちんとできていない人って意外と多いのではないでしょうか。良くも悪くも把握しておければ老後資金の準備や対策ができるから。また、可能なら親が元気で現役のうちに準備をはじめておけるのがベストです。

そこでは、年末年始に実家へ帰省する方へ向けて、「お金について」話し合いたいポイントを3つ紹介します。

1. ねんきんネットで、年金見込額を確認

まずは、親の年金見込額を把握すること。

年金見込額を確認するには、「ねんきんネット」の利用が便利です。マイナポータルと連携、もしくは基礎年金番号を使って、ユーザIDを取得すれば、すぐに登録・閲覧ができます。基礎年金番号は、年金手帳に記載されています。

「ねんきんネット」では、年金記録の確認や将来の年金額の試算ができます。「かんたん試算」では、現在の加入条件が60歳まで継続すると仮定した場合の、見込額が分かります。生活費と年金額を比較し、不足分を親と一緒に確認してみましょう。

見込み年金額が少ないと感じた場合は、未納分があれば追納を検討します。

また、自営業や農業従事者などの第1号被保険者は、付加年金(*1)、国民年金基金、個人型確定拠出年金(iDeCo)の利用で、年金を増やせます。

なかでも付加年金は、少額で始めやすい制度です。毎月400円を支払えば、払った総額の半分(200円×付加保険料納付月数)が、毎年の老齢基礎年金に上乗せされます。2年以上受け取ると元が取れます。ただし付加年金と国民年金基金は、併用出来ないことを知っておきましょう。

また目下余裕があるならば、年金の受給を遅らせるのもおすすめ。なぜなら、66歳以降に貰いはじめれば、年8.4%年金がアップするなどのメリットがあるから。

興味のある方は、68歳を目指せ!安心の老後を作るマネープラン「WPP理論」をどう実現するか?【FPが解説】も参考にしてみてください。

*1:付加保険料の納付のご案内(日本年金機構)

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