zipファイルは、複数のファイルを一緒に圧縮するのに便利ですが、面倒なこともあります。
仕事の写真をまとめたり、Gmailの添付のファイル制限に収まらないものを圧縮する必要がある時など、様々な形でzipファイルは利用されています。
そんなzipファイルですが、パソコンで扱う時は簡単でも、スマホでは扱いに困る、ということはありませんか?
しかし、実はiPhoneでzipファイルを扱うのは、まったく問題ありません。むしろ、iOS 16の変更によって、さらに扱いやすくなりました。
進化し続けるAppleの「ファイル」アプリを使えば、フォルダを作成しなくても、複数のファイルを一緒に圧縮することができます(素晴らしい!)。
圧縮したアーカイブの解凍はさらに簡単です。「ファイル」アプリは、zipファイルだけでなく、「.ar」「.bz2」「.cpio」「.rar」「.tar」「.tgz」などのファイル形式の解凍にも対応しています。
iPhoneでできるファイルの圧縮方法
まず、ファイルの圧縮からはじめましょう。
1. 「ファイル」アプリを開き、まとめたいファイルをすべて見つける。
理想としては、すべてのファイルを最初に1つのフォルダに移動させたほうがいいです。
2. フォルダを開き、右上の3つの点のメニューボタンをタップして、「選択」を選ぶ。
圧縮したいファイルをすべて選択しましょう。(二本指でドラッグするジェスチャーを使えば素早く選択できます)
3. 右下の3つの点のメニューボタンをタップして、「圧縮」を選択。
「アーカイブ.zip」という名前の新しいファイルが、フォルダの上部に作成されます。
あとで混乱しないためにも、このファイル名は変えた方がいいでしょう。zipファイルを長押しして、「名称変更」を選び、その中のファイルに関連する名前をつけます。
解凍は、これよりはるかに簡単です。zipファイルをタップするだけで、その場でzipファイルと同じ名前のフォルダとして解凍されます。
解凍されたら、フォルダを長押しして、好きな場所に移動させましょう。