活字でわかりにくいことは画像検索の活用を
いくらウィキが万能だとしても、活字だけではどうしても理解しきれないことがあります。理系分野の内容などは特に顕著ですよね。
そんな時に活用したいのが、Google画像検索を活用した「超・画像検索法」。
イメージをつかんで概略を把握したい時や、文章を読んだだけではうまく理解できない時に実践するのがおすすめです。
ポイントは「見た目の良さ」で画像を選ぶこと
なお、ここで大事なのは、見た目の良い画像を選ぶこと。その理由を、成毛さんは次のように説明します。
ググっている時に、どの記事が面白いかは読んでみないとわからないが、記事にアクセスする前に内容が面白いかどうかの見当をつけるコツがある。
それは画像を見ることだ。
面白い画像が出ている記事をクリックすると、文章も楽しめることが多い。これは経験則だが、かなりの確率で画像と記事の面白さはリンクしている。
面白い文章を書く人は、面白い画像を選ぶ確率が高いのかもしれない。(『39歳からのシン教養』103ページより)
確かに、アイキャッチの画像に惹かれて記事リンクをクリックした経験は、きっと誰にでもあるはず。
試しに、初心者には理解が難しい「量子コンピュータ」の画像を検索してみました。

検索結果を見ると、「コンピュータ」のイメージからかけ離れた、きらびやかな画像がたくさん出てきました。
特に美しいと感じた写真や、気になった画像が使われているサイトに移動して記事を読んでみると、画像から受けた印象と相まって興味をもって読むことができ、単に記事を読むよりも理解が深まる気がしました。
中には、動画のリンクが貼られているページもあります。画像検索をきっかけに、情報収集の幅はどんどん広がると言えそうです。
気になったことはどんどん「ググって」みよう

『39歳からのシン教養』では、ほかにも時事ニュースや動画から情報を集めるポイント、Google翻訳を活用した方法などが網羅されています。
さらに、教養を高める旬なキーワードが巻末で一覧になっており、最新キラーワードへのキャッチアップも可能。
この1冊を徹底的に読み込み、紹介されている方法を実践することで、教養や情報収集力が向上するのは間違いなし。
ぜひ本書を活用して、「効率的な大人の学び直し」に役立ててみてはいかがでしょうか。
Source: PHP研究所