ボールペンやマーカーといえば「一度書いたら消えないもの」その常識を打ち破った文具メーカーPILOT(パイロット)から、新しい筆記具が発売されました!
ILMILYの3rdシリーズとして販売された「ILMILY Color two color」です。
PILOTの不思議なペンといえばこすって消えるフリクションペンですが、本製品はこすると色が変化します。手帳や勉強ノートのデコレーションに役立ちそうですが「ビジネスシーンでも活用できるのでは?」と思い、購入しました。
今回筆者が購入したのは、ブックリストが付属しているメモセット。ボールペンとマーカー、ブックリスト、ToDoリストがセットになっています。
実際に使ってみたところ、ビジネスシーンでも活用できる実用性の高いアイテムでした! 具体的な活用方法も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
ラバーでこすると色が変化する
「筆跡をラバーでこする」という行動は、フリクションのおかげでなじみ深くなりました。繰り返しになりますが、本製品はこすることで、色が変化します。

キレイに色を変化させるために何度かこする必要はありますが、力は必要ありません。複数のカラーが用意されており、基本的に濃い色から薄い色に変化します。
筆者が購入した本製品は「エメラルドーミント」で、グリーンの濃淡が楽しめます。ただし、フリクションとは違うので、強くこすっても筆跡そのものが消えることはありません。
修正が必要な場合は、修正テープの使用がおすすめです。そのため、本製品は何かをする前後など、変化を管理する際に適しています。
ラインナップが豊富
ILMILY Color two colorシリーズはペンだけではなく、さまざまな製品がラインナップされています。ボールペンやマーカーのほかにもメモセット、スタンプ、テンプレート、ラバーがあり、それぞれの色や種類も豊富です。
ただし、ボールペンとマーカーには限定色があり、メモセット、スタンプ、テンプレート、ラバーは数量限定なので、欲しい場合は早めに購入しましょう。
>>ILMILY Color two colorボールペンのほかの色をチェック
活用方法1:ToDo管理
それでは、筆者が今回購入したブックリスト付きメモセットをビジネスシーンで活用する方法を紹介します。
まず最初は、メモセットに付属している「ToDoリスト」を使ったタスク管理です。

こちらは非常にシンプルなデザインで、ボールペンを使ってToDoを書き出すだけ。完了したToDoはこすって色を変えましょう。

見栄えが良いうえに、ペン1本で完結するのが手軽でいいですね。
左にある丸印はスタンプを押す欄のようですが、筆者はスタンプを購入していないので試せませんでした。残念。スタンプには「ムービー」「食事」などの種類があるため、併用するとカテゴリごとのToDo管理も可能です。
もちろん、普通のメモ用紙や手帳など、現在使用しているToDoリストにも利用できます。誰でも使える方法なので、これだけでも本製品のボールペンを購入する価値はあると思います!
活用方法2:読書管理
続いて、メモセットに付属しているブックリストを活用した、読書管理を紹介します。このブックリストは上下段にわかれており、それぞれ5冊のタイトルを書き込めます。

上段はビジネス書、下段は小説などのようにジャンルごとに整理するといいかもしれません。ToDoリストと同じ要領で、読了したものをこすって視覚的に判断しましょう。

ただし、このブックリストはあくまでも読んだかどうかを管理するだけのリストで、著者名や日付などの管理は難しいです。
また、ToDoリストとブックリストは、小さくて持ち運びに優れており、簡易的な管理をしたい場合におすすめです。

活用方法3:ガントチャートの進捗管理
最後に、ガントチャートの進捗管理を紹介します。メモセットは特に使用せず、手書きでガントチャートを作成する場合にマーカー1本でできる方法です。
大きなプロジェクトはPCツールを使うことが多いですが、個人目標を手書きで管理する人もいると思います。その場合は、1日過ぎるごとにマーカーで色を変えていくのです。

そうすると、現在の残り日数が視覚的にわかるようになり「気づいたら期日が迫っていた」という感覚がなくなります。
長い棒が伸びているだけだと、なかなか日付の感覚まで意識がいかないので、この方法はかなりおすすめです!
高温に注意
こすって色が変化するのは温度によるものなので、高温には注意が必要です。本製品にも「60℃以上になるとインキ色が変わります」と明記されています。

そのため、直射日光や高温になる環境には十分注意しましょう。
工夫次第でビジネスシーンでも活躍できる!

色が変化するペンは今までにないので、工夫次第でさまざまな活用方法が生まれそうです。ビジネスノートで重要なところをマーカーで囲んで斜線を入れると、おしゃれなうえに強調を表現できます。
ボールペンの「ブラックーグレー」だけでも十分に活用できそうなので、気になった方はぜひ使ってみてください。