これから株式の信用取引を始めたい方に、各ネット証券会社の信用取引手数料を比較し、よりおトクに始める方法を解説します。

最後まで読めば、各社の特徴を理解したうえで、よりコストを抑えた投資が始められるでしょう。

株式の信用取引には、売買手数料と買方金利や貸株料というコストがかかります。

信用取引では、頻繁に売買を行なう場合も多いため、現物取引以上に手数料の影響が大きくなります。

そこでここでは、日計りの信用取引を除いた信用取引手数料について、主要ネット証券を比較していきます。

目次

  1. 信用取引手数料の比較
  2. 買方金利・貸株料の比較
  3. まとめ

信用取引手数料の比較

多くのネット証券の国内株式手数料は「1約定ごと」と「1日定額制」の2つの手数料コースが用意されています。そのためユーザーは、自分の取引スタイルに合わせて手数料コースを選ぶことが可能です。

「1約定代金ごと」は、注文ごとの約定代金に応じて手数料がかかるコース。また「1日定額制」は、注文回数に関わらず、1日の約定代金の合計に応じて手数料がかかるコースです。

約定金額別の手数料(税込)

1約定ごと

10万円まで20万円まで30万円まで50万円まで100万円まで150万円まで200万円まで300万円まで備考
SBI証券99円148円198円198円385円385円385円385円50万円超 385円
楽天証券99円148円198円198円385円385円385円385円50万円超 385円
松井証券---------
マネックス証券99円148円198円198円385円385円385円385円50万円超 385円
auカブコム証券99円148円198円198円385円385円385円385円50万円超 385円
SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)0円0円0円0円0円0円0円0円完全無料
SMBC日興証券0円0円0円0円0円0円0円0円完全無料
GMOクリック証券97円143円187円187円264円264円264円264円50万円超 264円
岡三オンライン証券108円165円330円330円550円770円1,100円1,100円300万円超 1,320円
むさし証券82円104円192円192円352円418円484円484円600万円まで825円、900万円まで1,452円、
以降300万円増ごとに+484円
2,100万円超~3億円まで3,872円
DMM.com証券88円88円88円88円88円88円88円88円300万円超0円

1日定額制

10万円まで20万円まで30万円まで50万円まで100万円まで150万円まで200万円まで300万円まで備考
SBI証券0円0円0円0円0円880円880円1,320円200万円以降100万円増ごとに+440円
楽天証券0円0円0円0円0円2,200円2,200円3,300円300万円以降100万円増ごとに+1,100円
松井証券0円0円0円0円1,100円2,200円2,200円3,300円200万円以降100万円増ごとに+1,100円(上限11万円)
マネックス証券550円550円550円550円550円2,750円2,750円2,750円100万円以降、300万円増ごとに+2,750円
月間利用ボックス数21回目からは2,475円、121回目からは1,815円
※1日の売買代金のうち、約定金額300万円ごとの売買を「ボックス」という単位で呼ぶ
auカブコム証券0円0円0円0円0円2,200円2,200円3,300円以降100万円増ごとに+1,100円
SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)0円0円0円0円0円0円0円0円完全無料
SMBC日興証券--------完全無料
GMOクリック証券0円0円0円0円0円880円880円1,320円300万円以降100万円増ごとに+440円
岡三オンライン証券0円0円0円0円0円1,100円1,100円1,430円200万円以降100万円増ごとに+330円
むさし証券1,320円1,320円1,320円1,320円1,320円1,320円1,320円1,320円300万円以降300万円増ごとに+1,320円、2,700万円超 13,200円
DMM.com証券---------

すべて

10万円まで20万円まで30万円まで50万円まで100万円まで150万円まで200万円まで300万円まで備考
SBI証券
1約定ごと99円148円198円198円385円385円385円385円50万円超 385円
1日定額制0円0円0円0円0円880円880円1,320円200万円以降100万円増ごとに+440円
楽天証券
1約定ごと99円148円198円198円385円385円385円385円50万円超 385円
1日定額制0円0円0円0円0円2,200円2,200円3,300円300万円以降100万円増ごとに+1,100円
松井証券
1約定ごと---------
1日定額制0円0円0円0円1,100円2,200円2,200円3,300円200万円以降100万円増ごとに+1,100円(上限11万円)
マネックス証券
1約定ごと99円148円198円198円385円385円385円385円50万円超 385円
1日定額制550円550円550円550円550円2,750円2,750円2,750円100万円以降、300万円増ごとに+2,750円
月間利用ボックス数21回目からは2,475円、121回目からは1,815円
※1日の売買代金のうち、約定金額300万円ごとの売買を「ボックス」という単位で呼ぶ
auカブコム証券
1約定ごと99円148円198円198円385円385円385円385円50万円超 385円
1日定額制0円0円0円0円0円2,200円2,200円3,300円以降100万円増ごとに+1,100円
SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)
1約定ごと0円0円0円0円0円0円0円0円完全無料
1日定額制0円0円0円0円0円0円0円0円完全無料
SMBC日興証券
1約定ごと0円0円0円0円0円0円0円0円完全無料
1日定額制--------完全無料
GMOクリック証券
1約定ごと97円143円187円187円264円264円264円264円50万円超264円
1日定額制0円0円0円0円0円880円880円1,320円300万円以降100万円増ごとに+440円
岡三オンライン証券
1約定ごと108円165円330円330円550円770円1,100円1,100円300万円超 1,320円
1日定額制0円0円0円0円0円1,100円1,100円1,430円200万円以降100万円増ごとに+330円
むさし証券
1約定ごと82円104円192円192円352円418円484円484円600万円まで825円、900万円まで1,452円、
以降300万円増ごとに+484円
2,100万円超~3億円まで3,872円
1日定額制1,320円1,320円1,320円1,320円1,320円1,320円1,320円1,320円300万円以降300万円増ごとに+1,320円、
2,700万円超 13,200円
DMM.com証券
1約定ごと88円88円88円88円88円88円88円88円
1日定額制--------

完全無料は、SBIネオトレード証券とSMBC日興証券(ダイレクトコース)

信用取引では、SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)、SMBC日興証券(ダイレクトコース)が、約定代金・建玉残高にかかわらず完全無料。売買手数料はまったくかからないため、約定代金が大きいほどおトクですね。

1約定ごと

完全無料の2社以外では、DMM.com証券が300万円まで88円、300万円超なら0円とかなり低い手数料設定となっています。

1日定額制

1日定額制コースでは、一定額まで無料としている証券会社が数社あり、SBI証券、楽天証券、auカブコム証券、GMOクリック証券岡三オンライン証券は約定代金100万円まで、松井証券では約定代金50万円まで無料となっています。

この約定代金の定義が4社で少し異なっていますので、そこは注意が必要です。

  • SBI証券「現物100万円+制度信用100万円+一般信用100万円=合計300万円」まで手数料0円
  • 楽天証券「現物+信用=合計100万円」まで手数料0円
  • auカブコム証券:「現物+信用=合計100万円」まで手数料0円
  • GMOクリック証券「現物100万円+制度信用100万円+一般信用100万円=合計300万円」まで手数料0円
  • 岡三オンライン証券「現物100万円+信用100万円=合計200万円」まで手数料0円
  • 松井証券:「現物+信用=合計50万円」まで手数料0円


ETF・REIT等の取引手数料

SBI証券、楽天証券、マネックス証券では、ETF・ETN・REIT・インフラファンド全銘柄の信用取引手数料が無料(実質無料含む)です。

買方金利・貸株料の比較

信用取引では、売買手数料のほか、証券会社から借りたお金に対してかかる買方金利や、証券会社から株を借りる際のレンタル料である貸株料がかかってきます。

SBI証券

制度信用一般信用一般信用(短期)
貸株料1.10%1.10%3.90%
買方金利2.80%2.80%-


楽天証券

制度信用一般信用一般信用(短期)
貸株料1.10%1.10%3.90%
買方金利2.80%2.80%-

松井証券

制度信用一般信用一般信用(短期)
貸株料1.15%2.00%-
買方金利3.10%4.10%-

マネックス証券

制度信用一般信用一般信用(短期)
貸株料1.15%1.10%3.90%
買方金利2.80%3.47%-

auカブコム証券

制度信用一般信用一般信用(短期)
貸株料1.15%1.50%-
買方金利2.98%2.79%-

SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)

制度信用一般信用一般信用(短期)
貸株料1.10%--
買方金利2.30%2.75%-

SMBC日興証券

制度信用一般信用一般信用(短期)
貸株料1.15%1.40%-
買方金利2.50%3.00%-

GMOクリック証券

制度信用一般信用一般信用(短期)
貸株料1.10%0.80%3.85%
買方金利2.75%2.00%-


岡三オンライン証券

制度信用一般信用一般信用(短期)
貸株料2.00%--
買方金利2.60%2.80%-

むさし証券

制度信用一般信用一般信用(短期)
貸株料1.15%--
買方金利1.35%2.35%-

DMM.com証券

制度信用一般信用一般信用(短期)
貸株料1.10%--
買方金利2.70%2.70%-

買方金利は、制度信用はむさし証券が最も低金利です。その他、SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)、SMBC日興証券が低めの設定となっています。

一般信用では、GMOクリック証券が最低金利に、むさし証券がそれについでいます。

貸株料は、おおむね1.10%~1.15%であまり差はありません。

まとめ

買方金利・貸株料をあわせて考えても、信用取引の売買手数料が完全無料である2社、SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)、SMBC日興証券が有利です。

現物取引も考慮すると、SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)が低コストとなっています。

国内株式におすすめの大手ネット証券

大手ネット証券の中では、SBI証券、楽天証券の国内株式手数料が低めで、取引ツールも充実しています。こちらの2社を軸に検討してみましょう。

>>SBI証券

>>楽天証券

国内株式についてはこちらの情報も参考にしてください

>>「国内株式手数料」のネット証券比較(現物取引)安さで選ぶならどこ?

>>「貸株サービス」のネット証券比較 貸株するならどこがいい?

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*本記事は、Fin/d(ファインド)より提供のコンテンツを加筆変更して掲載しています