この記事では、つみたてNISA(積立NISA)を始めたい方や金融機関選びに迷っている方に、商品数やサービスを比較し、金融機関を選ぶ際のポイントを解説します

最後まで読めば、各社の特徴を理解したうえで、自分に合った金融機関でつみたてNISA(積立NISA)を始めることができます。

つみたてNISA(積立NISA)を始めるには、まずどの金融機関(証券会社、銀行など)で始めるか決める必要があります。なぜならつみたてNISA口座は、1人1口座だけしか開設できないから。金融機関によってサービスや商品数などには、どんな違いがあるのでしょうか。

ネット証券を中心に、つみたてNISA(積立NISA)の情報を比較していきます。

目次

  1. つみたてNISA(積立NISA)の手数料に差はない
  2. つみたてNISA(積立NISA)のチェックポイント
  3. 取扱商品の数
  4. 積立頻度
  5. 引落方法
  6. まとめ

つみたてNISA(積立NISA)の手数料に差はない

つみたてNISA(積立NISA)で運用できるのは、一定の条件を満たす投資信託(※)。その条件のひとつに「投資信託の購入時手数料は0%」と決められています。

そのため、つみたてNISA(積立NISA)で運用できる投資信託はすべて購入時手数料がかからず、この点において金融機関による差はありません

投資信託の運用コスト(信託報酬)は、商品ごとに規定されているため、これも金融機関による差はありません。

NISAの場合は、国内株式の取引手数料を無料にしている証券会社があるなど手数料に差が出ますが、つみたてNISA(積立NISA)では差はありません。どこで買ってもどこで運用しても、かかる手数料は同じということです。

※ETFもつみたてNISA(積立NISA)の対象ですが、取り扱っている金融機関は1社で本数は7本のみのためここでは触れていません。

つみたてNISA(積立NISA)のチェックポイント

では、つみたてNISA(積立NISA)の金融機関を選ぶうえでどんな点をチェックすればよいでしょうか。

チェックポイントは3つあります。

つみたてNISAを見極めるポイント

1.取扱商品の数

2.積立頻度

3.引落方法

1. 取扱商品の数

取扱商品数の比較

証券会社取扱商品数
SBI証券184
楽天証券182
松井証券177
マネックス証券156
auカブコム証券177
GMOクリック証券つみたてNISAの取扱なし
岡三オンライン証券つみたてNISAの取扱なし
野村証券7
大和証券15
みずほ銀行6
三菱UFJ銀行12
三井住友銀行4
りそな銀行4
PayPay銀行79
新生銀行3
イオン銀行20

金融庁が公表しているつみたてNISA(積立NISA)の投資信託の対象商品数は208本(2022年8月現在)。

それに対して、主要ネット証券は各社180本程度とその多くを取り扱っており、全体の9割程度をカバーしています。

店舗型の大手証券会社やメガバンク、一部のネット銀行でもつみたてNISA(積立NISA)の取り扱いはありますが、paypay銀行を除いて取扱商品数は少なく、数本から多くても20本程度となっています。

取扱商品数は多ければよいとわけではありませんが、あまりにも少なすぎると選択の余地がなくデメリットになりそうです。

これを踏まえて、信託報酬を抑えたシリーズ(eMAXIS Slimシリーズなど)や話題になっている商品など、気になる商品を取り扱っている可能性が高いため、ネット証券の方が優れておりおすすめできます。

2. 積立頻度

ここからは、取扱商品数が多い主要ネット証券5社に絞って比較していきます。

積立頻度の比較

証券会社積立頻度
SBI証券毎日、毎週、毎月、複数日、隔月 ※複数日、隔月はつみたてNISAでは選択できない
楽天証券毎日、毎月 ※毎日はつみたてNISAのみ
松井証券毎日、毎週、毎月
マネックス証券毎日、毎月
auカブコム証券毎月

つみたてNISA(積立NISA)は、その名の通り定期的な積立投資に利用できるサービスです。

積立と聞くと「毎月1回積み立てる」というイメージが強いかもしれませんが、今は、毎週、毎日といった高い頻度で積み立てられるネット証券が増えています。このメリットは、購入タイミングをより分散できるところです。

「毎日」というのが究極の時間分散ではありますが、長期投資が前提であれば「毎月」でも分散効果としては充分あります。

3. 引落方法

引落方法の比較

証券会社引落方法証券口座への入金サービス
SBI証券証券口座
クレジットカード決済
自動入出金(住信SBIネット銀行)
定額自動入金(銀行引落サービス)
楽天証券証券口座
クレジットカード決済
楽天キャッシュ
その他金融機関口座
自動入出金(楽天銀行)
松井証券投資信託口座
※証券口座とは別
定額自動入金(定期入金)
マネックス証券証券口座
クレジットカード決済
金融機関口座
定額自動入金
auカブコム証券証券口座
クレジットカード決済
指定銀行口座(7行)
定額自動入金(ゆうゆう決済)

楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券では、証券口座のほか、銀行口座からの引き落とし(手数料無料)もできて便利です。メリットとしては、証券口座への入金の手間が省けるだけでなく、入金を忘れて購入できないリスクも防げます。

その他注目されるのは、クレジットカード決済を利用できるネット証券が増えている点。SBI証券、楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券の4社では投信積立でのクレジットカード決済が利用できます。

利用は特定のカードに限定されるものの、積立額に応じたポイント還元が受けられるのでよりおトクに投信積立ができます。

ポイント還元率は証券会社により異なりますが、年会費無料のクレジットカードの中ではマネックス証券のマネックスカード決済が1.1%と最も高くなっています。

クレジットカード決済による投信積立の上限額は、各社とも月間5万円まで

楽天証券では、楽天カード決済でのポイント還元率が多くの銘柄で引き下げられた一方、楽天キャッシュ(電子マネー)決済が導入されています。楽天キャッシュ決済では、すべての銘柄で0.5%のポイント還元が受けられるのも見逃せません。

まとめ

つみたてNISA(積立NISA)では、金融機関ごとの手数料に差はない。

違いが大きいのは、取扱商品数や引落方法(ポイント還元など)なので、これらを軸に検討するのがおすすめです。

つみたてNISA(積立NISA)におすすめの金融機関

つみたてNISAを始めるなら、総合的に楽天証券SBI証券がおすすめです。

楽天証券、SBI証券ともにクレジットカード決済を利用すればポイント還元されます。

>>楽天証券

>>SBI証券

つみたてNISA(積立NISA)や投信積立についてはこちらの情報も参考にしてください。

「投信積立」のネット証券比較〜選ぶ際に重視したいポイントは? | ライフハッカー・ジャパン

「投信積立」のネット証券比較〜選ぶ際に重視したいポイントは? | ライフハッカー・ジャパン

>>つみたてNISA(積立NISA)とは?メリット・デメリットを解説

各社つみたてNISA(積立NISA)ページへのリンク

>>楽天証券

>>SBI証券

>>マネックス証券

>>松井証券

>>auカブコム証券

2022年9月22日現在の各サイトの情報をもとにまとめています。最新の情報は各サイトでご確認ください。

*本記事は、Fin/d(ファインド)より提供のコンテンツを加筆変更して掲載しています